簡易魚道検討事業

　平成１８年に県内３河川（千代川、天神川、日野川）において堰堤の実態調査を行ったところ、多くの堰堤にアユの遡上障害があることが明らかとなった。天然アユ漁場の拡大を図るためには、これらの堰堤に効果のある魚道を整備し、アユの遡上障害の解消を図ることが求められる。

平成２３年５月に千代川における魚類の遡上改善策検討会を立ち上げ、アユの遡上阻害が指摘されている大口堰魚道の改善について関係者の間で検討を行った。

天神川水系：
平成２２年１１月に、天神川水系魚道設置検討会および羽合堰部会を開催し、羽合堰魚道の改修について関係者で検討を行った。検討結果に基づき中部総合事務所農林局で羽合堰改修魚道の設計を進めている。

日野川水系：
平成２２年２月１７日に日野川水系魚道設置検討会を立ち上げた。
今後、佐野堰部会および五千石部会を開催し既設魚道の改善について検討を行う予定。