現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成24年度予算 の 水産振興局のとっとり賀露かにっこ館管理運営事業費
平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

とっとり賀露かにっこ館管理運営事業費

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水産振興局 水産課 かにっこ館  

電話番号:0857-38-9669  E-mail:suisan@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算要求額 23,609千円 16,897千円 40,506千円 2.1人 4.0人 0.0人
23年度6月補正後予算額 16,971千円 16,775千円 33,746千円 2.1人 3.1人 0.0人

事業費

要求額:23,609千円  (前年度予算額 16,971千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業内容

鳥取県立とっとり賀露かにっこ館の管理運営及び飼育展示等に要する経費

2 所要経費

(1)支出
区分
経費(千円)
 事業内容
管理運営
 23,173
かにっこ館運営のための経費
一般管理
7,943
人件費、旅費、役務費等
飼育管理
6,458
栽培漁業協会への委託費
餌代、魚介類等
施設管理
8,772
電気、上水道、廃棄物処理、清掃等の施設管理運営費
展示企画・イベント経費
324
各種イベント、企画展示等の経費
PR経費
100
パンフレット製作費
合計
23,609
    (2)収入
    海水取水施設使用料53円/10,406立方メートル
    (22年度実績)=551千円
    土地使用料29,400円/平方メートル×4/100×1平方メートル=1千円
    合計
    552千円
    (3)前年度との主な変更点
    @かにっこ館の運営及び出前かにっこ館の実施         

     ・非常勤職員1名の勤務日数の増 1か月15日→17日      
     ・非常勤職員2名の雇用(雇用創出基金による事業で雇用してい た非常勤職員を事業振替)     
    A館内清掃における清掃委託の日常清掃回数の増加
      週4回→週5回
    B備品購入
     ・耐用年数の過ぎた展示・ストック水槽用の小型クーラー計25台の今後3年間での入れ替え
     ・デスクトップパソコン1台の更新
    C海水取水ポンプ能力の増大に伴う電気料金増加分について標準事務費枠外要求する

3 事業の目的・背景・効果

(1)とっとり賀露かにっこ館は、本県水産業や観光の魅力を補完するために設置され、平成15年8月の開館以来入館者数は延べ約1661千人(平成23年9月末現在)である。
(2)平成23年度上半期の入館者数は、対前年比 119%、一昨年比107%、過去7か年平均比114%と大幅に増加した。この大きな要因としてふれあい水槽の増設及び6月に食のみやこ鳥取「わったいな」がオープンし来客層が拡大したことが挙げられる。
(3)夏には地域貢献のため、保育園や福祉施設等で出前かにっこ館を開催。9月からは普段かにっこ館へ来ることが困難な養護学校生、身障者福祉施設に通う児童等を対象に出前かにっこ館を実施している。
(4)校外学習の場としても利用されており、H22年度は小学校23校、幼稚園及び保育園31園が見学に訪れた。また、小学校へ出前授業も行っている(H22年度4校)。
(5)平成23年3月には増築し、イベント体験スペースを広げるとともに、新たに3つの展示水槽を設け、展示内容の充実を図っている。また、同時に子供達に人気のあるふれあい水槽を増設し、小型のイソガニ等と触れあうことが出来るようになったほか、野外にあるタッチングプールを改修し、山陰海岸をモチーフにしたプールへ造成し、新たな魅力を発信できるようになった。
(6)今後も年間入館者数20万人を目標に魅力ある施設を目指し、観光、学習の場として地域に一層貢献ができる施設とし、水産業のPR発信も行っていく。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
〈施策目標〉
 ・県内外での認知度向上
 ・賀露周辺施設等と連携した地域の活性化
 ・施設拡充による機能強化

〈実施状況〉
◇入館者
 ・H20:184千人、H21:197千人、H22:175千人
  昨年度は増築工事や大雪により入館者は減少。
 ・H22年12月26日に開館以来7年 5か月で入館者150万人を達成。
◇生物飼育(H22年度)
(飼育生物)
 ・カニ:約80種類、魚類:約120種類、その他:約100種類 計約2,500匹
(展示生物)
 ・カニ:26種類、魚類約120種類、その他:16種類 計約1,600匹
◇企画展示等
 ・来館者の水産業や山陰海岸に対する関心を高め、理解を深めるため、旬の魚情報(生体展示及びレシピの情報提供)や山陰海岸の浅い海に生息する魚の展示を行う等情報発信を行った。

◇イベント開催実績
 ・開催日数 延べ 143日
 ・参加者数 延べ 19,147人
(企画イベント)
カニの似顔絵コンクール、サメ肌タッチング、かにっこ館クイズ、甲ら投げゲーム、冷水がまん体験等
(通常イベント)
カニの竹細工づくり、甲らへの絵描き、魚拓づくり、海藻押し葉づくり、ハガキづくり等
(その他)
 ・なしっこ館や鳥取砂丘こどもの国とイベント交換の実施
  出前かにっこ館、梨カルタ大会(なしっこ館)、海の工作(こどもの国)
 ・民間のイベント業者との連携により、移動ミニ遊園地を開催

◇出前かにっこ館実績(H22年度)
 ・養護学校等 16か所
 ・小学校出前事業 4校
 ・その他 18か所

〈達成状況〉
 ・平成23年度の入館者数(9月末現在)は136,721人に達している。(H22年比:20%増 、H21年比:7%増)

これまでの取組に対する評価

〈自己分析〉
・出前かにっこ館は、毎年要望される施設が多く大変好評であり、今後も続けていく必要性を感じている。
・観光面だけでなく、校外学習等として学習の場としても機能しており、この面をさらに磨いていく必要がある。
・電気代の節約のため、11月末までに展示室や事務室などの電球や蛍光灯をLEDへ切り替える予定。
・9月よりこれまで可燃ゴミとして捨てていた水槽掃除で発生する砂を、洗浄し乾燥させリサイクルする取り組みを実施。これにより大幅に生ゴミを減らすことが出来た。
・増築により施設を拡充し、水槽展示の内容の充実を図っている。

〈改善点〉
・展示パネルの内容変更や校外学習見学者への説明内容を充実させる等学習機能の充実を図っていく。

工程表との関連

関連する政策内容

水産生物、鳥取県水産業の情報提供及びカニ等の水産物を身近に感じてもらうための各種イベントを実施

関連する政策目標

○県内外での認知度向上、○賀露周辺施設と連携した地域活性化、○情報発信内容の充実





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 16,971 0 452 0 0 0 0 16 16,503
要求額 23,609 0 552 0 0 0 0 37 23,020