事業名:
第3回とっとり伝統芸能まつり開催事業(第48回郷土の民俗芸能大会)
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
文化観光局 文化政策課 文化芸術担当
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
24年度当初予算要求額 |
12,881千円 |
805千円 |
13,686千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
23年度6月補正後予算額 |
8,902千円 |
14,378千円 |
23,280千円 |
1.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:12,881千円 (前年度予算額 8,902千円) 財源:単県
事業内容
1 目的
地域で守られてきた伝統ある行事・芸能を次世代に引き継ぐための取り組みとして、地域伝統芸能の伝承並びに活用の気運を広げることを目的として、伝統芸能から派生する新たな要素を取り入れながら、県内市町村(実行委員会を含む)が開催する地域のまつりやイベント(以下「まつり等」という。)と連携してとっとり伝統芸能まつりを開催する。
2 事業内容
名称 | 第3回とっとり伝統芸能まつり(第48回郷土の民俗芸能大会) |
開催時期 | 平成24年8月上旬 |
開催場所 | 鳥取県西部地区 |
内容 | ・県内伝統芸能功労団体賞表彰式
・伝統芸能公演
県内芸能団体 10団体
県外芸能団体 1団体
海外芸能団体 1団体 |
実施主体 | 鳥取県 |
実施方法 | 民間団体(NPO等)に委託 |
3 所要経費
(単位:千円)
区分 | 所要額 |
委託料 | 12,149 |
標準事務費 | 732 |
合計 | 12,881 |
4 事業の必要性及び期待される効果
(1)県内各地域で受け継がれてきた伝統芸能を次世代へ継承する。
(2)県内の地域伝統芸能の日頃の活動を発表する場を確保することで、伝統芸能継承活動実践団体の活性化並びに伝統芸能保存活動者の意欲の向上につなげる。
(3)他県の伝統芸能保存団体との交流機会を提供する。
(4)集客型のイベントとして実施することで、多くの県民の方に県内の伝統芸能を鑑賞していただく機会を提供する。
(5)まつりの開催により地域の伝統芸能を県内に広く周知、浸透させ、全県に伝統芸能を活用した地域活性化の機運をつくる。
(6)担い手不足による存続の危機にある地域伝統芸能の継承者の育成に寄与する。
(7)特に高齢化率の高い中山間地の衰退に歯止めをかける取り組みの一つとして、伝統芸能の保存・継承活動を地域の活性化のきっかけづくりとする。
5 事業棚卸の結果
本事業は事業棚卸の対象事業であり、その結果及び今後の事業実施における方向性は以下のとおりである。
(1)採点結果
必要性 | 2.4点 |
効果性 | 1.9点 |
実施主体 | 1.6点 |
評価結果 | 改善継続 |
(2)総括コメント
・県が実施するという必要性は認められたが、伝統芸能継承の目的に即した事業内容・手段と結びついていないため、それらを大幅に見直す必要がある。
・効果性を高めるため、県外出演者やイベント会社へ事業費を充当するのではなく、県内のより多くの伝統芸能実践者がこれを継承していくことに直接寄与する催しとして、抜本的に見直しが必要である。
・実施主体は、実践者や関係団体の主体性の向上、市町村との役割分担の視点から、業務の移管や外注を含めて、大きく見直すべき。実施主体は県が担うとしても、実質的な運営は文化財団へ移管するなどにより、効果性を高めることが必要。
(3)今後の方向性
将来的には事業主体を段階的に民間団体へ移管することを視野に入れ、民間団体と連携・協働しつつ、事業を展開していく。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〈平成22年度〉
「第1回とっとり伝統芸能まつり」の開催
・開催期間 平成22年8月8日(日)
・会場 倉吉体育文化会館
・来場者数 約700人
・出演団体 県内10団体、県外1団体(徳島県・阿波踊り)、海外1団体(台湾台中県)
・連携したまつり 打吹まつり(倉吉市)
〈平成23年度〉
「第2回とっとり伝統芸能まつり」の開催
・開催期間 平成23年7月31日(日)
・会場 とりぎん文化会館梨花ホール
・来場者数 約1,000人
・出演団体 県内10団体、県外1団体(高知県・よさこい踊り)、海外1団体(韓国江原道)
・連携したまつり 鳥取しゃんゃん祭(鳥取市)
これまでの取組に対する評価
<成果>
・多くの来場者の方に伝統芸能のすばらしさとその継承の必要性について再認識していただけた。
・出演した県内の団体の伝統芸能に対する活動・継承意欲が向上するとともに、団体の活性化に繋げることができた。
・県外及び海外の出演団体の演技の完成度の高さに来場者の評価が高く、また集客にもつなげることができた。
<課題>
・今後も継続して、県内伝統芸能の継承及び発展のための発表の場の確保が必要。
・伝統芸能の継承を目的としたこのまつりを、今後は民間団体が主体となって事業展開を行うことのできる基盤作りを行うべき時期に来ている。
・県内・海外等の伝統芸能を鑑賞しての大きな感動を述べる来場者が多く、今後もこういった団体を招聘する取組を行うとともに、県内の伝統芸能も他県と連携を図ることで、将来的には全国の様々なイベントの場等で演技披露を行うことによって、地域の活性化はもとより、鳥取県の伝統芸能のさらなる発展・周知度の向上を狙えるような取組も必要。
工程表との関連
関連する政策内容
鳥取の優れた芸術文化、文化資源の情報発信
関連する政策目標
「ほんもの」「価値あるもの」に気づくための働きかけ
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
8,902 |
4,451 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,451 |
要求額 |
12,881 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
12,881 |