現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成24年度予算 の 教育委員会の小学校体育専科教員の配置
平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:教育費 項:保健体育費 目:スポーツ振興費
事業名:

小学校体育専科教員の配置

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教育委員会 スポーツ健康教育課 体育・スポーツ担当  

電話番号:0857-26-7922  E-mail:sportskenkou@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算要求額 370千円 805千円 1,175千円 0.1人 0.0人 0.0人
23年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:370千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的

小学校体育の充実を図り、主体的に運動に取り組む子どもを育成することにより、体力の向上を図り、生涯にわたって主体的に運動に親しむ人づくりを行う。

2 事業の必要性

子どもの実態

     基本的な身体の動きを身につけていない子の増加
     →・スキップができない
       ・転んだとき手がつけない、顔や肩から落ちていく
       ・バレーボールなどを両手でないと投げられない
       ・手を振らないで走る まっすぐに走れない 
     基本的な技能が身についていない子の増加
     →・マット運動・・・手をつかずに回る 後転ができない
              まっすぐに転がれない
      ・跳び箱運動・・・跳び越せない 手を開いてつけない
              膝を柔らかく着地できない
      ・鉄棒運動 ・・・逆上がりができない    など
                ↓↓

    ■中学校、高等学校への影響

    小学校で身につけているはずの内容が身についていないため

     ・中学、高校で教える内容が十分に身につかない

     ・中学、高校の内容の学習でけがの心配がある

      (柔道で受け身が満足にできない)

     ・技術が身につかないので運動の楽しさを味わえない

                ↓↓
    ・運動嫌いの子どもたちの増加
    ・運動しない子どもたちへ(生涯にわたって)
               ↓↓↓
    ○小学校における適切な体育学習が重要

    ○小学校期に運動を習慣化しておくことが必要 

    体育に関わる小学校の課題
     ・幼児期からの運動習慣が身についていないため以前に比べて運動 技能の低い児童が増加 
     ・小学校入学時から既に技能や体力の差が大きい
        → 個に応じた指導・ 支援が必要
      ※きめ細やかな学習の工夫 (より深い教材研究,教具の準備) 
      ・体育実技が不得意な教員の存在
      ※小学校体育免許取得にあたり実技の受講が十分でない
     ・相当程度の年齢に達したり、妊娠の際には、指導が難しい
      ※実技の手本が見せられない
     ・小学校体育には教科書がなく、学習指導は教員個人の熱意   や工夫に委ねられている
      →一貫した学習になりにくい
     ・学級担任制
      多くの教科を教えるため、すべての教科に精通するには時間と  労力がかかる
     ・地域スポーツクラブ等との連携が求められており、調整役が   必要
      →小学生にあった練習時間、練習内容の積極的な働きかけ
      →熱中症予防など、子どもが安全に活動できる対策の周知

3 事業の概要

■小学校体育専科教員の考え方
・本務者(定数内)のうち1名を体育専科教員とする。
・体育専科教員が担当していた教科について、新たに非常勤講  師を配置
・県内3校に各1名、モデル的に配置

■体育専科教員の業務
(体育学習に関する業務)
 ・ティームティーチングによる体育学習の補助、助言(18H/週) ・効果的な体育学習の在り方について研究、学校の実態に応じ  た体育授業の在り方を提案 
 ・赴任校における体育学習の年間指導計画等作成
(その他の関連する業務)
 ・体力向上計画の立案、推進
 ・運動会などの体育的行事の計画的立案、運営
 ・地域、家庭の運動の必要性に対する啓発
 ・地域のジュニアスポーツクラブとの調整 
 ・児童の体力テスト結果の分析・考察     等

■その他
 ・県が主催する体育専科連絡協議会への出席
 ・県外(全国規模)研修会への出席
 ・県外先進地の視察       

4 事業の効果

○体育学習の充実及び教員の指導力の向上
  ・充実した体育学習により、基本的な運動能力や技能が定着
  ・運動の楽しさを実感し体育好きな児童の増加
  ・運動習慣の定着が図れる
  →体力・運動能力の低下、二極化の解消
 ○教員の多忙化の解消の一助
  ・計画立案や教材づくりの時間
  ・体育的行事に関わる時間
       → 学力向上に携わる時間の増加  
 ○子どもの良好な人間関係が築け、学級経営が安定
 ○子どもの基本的生活習慣の定着

5 事業の経費

○体育専科連絡協議会 41千円
 ・回数 年3回開催し、第1回、3回には学校長も参加を要請す る。(学校の協力が不可欠のため)
 ・内容 効果的な体育学習のあり方や専科の効果等を協議す   る。
○研修会への派遣 106千円
 ・中・四国小学校体育研究会への派遣
○先進地視察 223千円
 ・愛媛県
 ・大分県





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 370 0 0 0 0 0 0 0 370