事業名:
食のみやこ鳥取県推進事業(魅力ある食づくり事業)
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
農林水産部 食のみやこ推進課
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
24年度当初予算要求額 |
16,972千円 |
13,678千円 |
30,650千円 |
1.7人 |
0.0人 |
0.0人 |
23年度6月補正後予算額 |
11,072千円 |
18,372千円 |
29,444千円 |
2.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:16,972千円 (前年度予算額 11,072千円) 財源:
事業内容
1 要求内容
(1)新・ご当地グルメ開発プロジェクト事業(継続)
区分 | 事業内容 | 予算額 |
名物料理の開発 | 旅行情報誌「じゃらん」プロデュースによる「新・ご当地グルメ」の開発およびPR
・事業実施主体:ご当地グルメの開発に意欲のある地域の推進組織(任意組織)
・補助金額 (補助率): 1,167千円 (1/3)
[内訳] 3,500千円×1/3×1団体
<審査会>
・審査員報償費 10千円
・審査員特別旅費 25千円 | (1,202)
1,202 |
(2)新・名物料理コンテスト事業(継続)
区分 | 事業内容 | 予算額 |
名物料理の開発 | 県産食材を使用した名物料理の開発促進への支援
<審査員報償費・旅費>
・報償費 100千円
・特別旅費 60千円 | (160)
160 |
(3)とっとりバーガーフェスタ支援事業(組替)
区分 | 事業内容 | 予算額 |
食で地域おこし支援 | 平成21年に始まり県内外の40チームが参加する全国最大級のご当地バーガーの祭典に発展した「とっとりバーガーフェスタ」の開催を支援することにより、鳥取県の食の豊かさと開催地大山の自然を全国に情報発信するとともに、全国級の食イベントとして定着させる。
・補助金額 (補助率): 4,000千円 (定額) | (4,000)
4,000 |
(4)B−1グランプリ開催支援事業(新規)
区分 | 事業内容 | 予算額 |
食で地域おこし支援 | 平成24年6月に鳥取市で開催される「近畿・中国・四国B-1グランプリin鳥取」・「とっとりご当地グルメフェスタ」を支援し、食による地域振興を推進するとともに、鳥取県の魅力を県内外に発信する。
・補助金額 (補助率): 5,000千円 (定額) | (0)
5,000 |
(5)食のみやこ鳥取県ご当地グルメPR活動実験事業(新規)
区分 | 事業内容 | 予算額 |
食で地域おこし支援 | 実験的にスポーツ大会、コンベンションに出展し、その出展の可能性を調査するとともに、その活動結果を情報共有することで、団体が出展ノウハウを習得し、「食のみやこ鳥取県」の全国PRを推進する。
・補助金額 (補助率): 500千円 (1/2)
[内訳]上限100千円(1団体2回以内/年)
×補助率1/2×10回=500千円
・対象:ご当地グルメコミュニケーション加盟団体 | (0)
500 |
(6)とっとりオリジナルメニューづくり支援事業(継続)
区分 | 事業内容 | 予算額 |
地元食材を用いたメニュー開発 | 県産農林水産物を使った料理開発の支援。
・事業主体 農村レストラン、ホテル、旅館、道の駅の飲食店事業者、「食のみやこ鳥取県」推進サポーター
・補助率 1/2
・補助金額 1,000千円(@500千円×1/2×4団体) | (1,000)
1,000 |
(7)「食のみやこ鳥取県」旬の料理教室「食の匠」派遣事業(継続)
区分 | 事業内容 | 予算額 |
県産食材の利用促進と旬の料理・郷土料理の普及 | 県産食材を活用した料理教室への講師派遣
・事業主体 消費者団体、自治会、公民館、学校、民間企業(食材販売企業等を除く)
・回数 50回
・補助金額 750千円
(報償費 @10千円×50団体)
(特別旅費@2.5千円×2人×50回) | (750)
750 |
(8)「食のみやこ鳥取県」美味しい郷土料理普及推進事業(継続)
区分 | 事業内容 | 予算額 |
県産食材の利用促進と旬の料理・郷土料理の普及 | 県民向け本県伝統料理・郷土料理の講習会
旬の県産食材を使用した料理開発
伝統料理・郷土料理冊子の作成
・事業実施主体 (社)鳥取県栄養士会
・補助率 定額
・経費内訳
料理講習会開催(500千円)
(講師謝礼、旅費、食材費、会場費、需用費等)
料理開発(300千円)
(アドバイザー謝礼、旅費、食材費、会場費、需用費等)
レシピ冊子作成(500千円)
(版下制作費、需用費、編集委員旅費等) | (900)
1,300 |
(9)「食のみやこ鳥取県」調理の技普及推進事業(継続)
区分 | 事業内容 | 予算額 |
県産食材の利用促進と旬の料理・郷土料理の普及 | 調理技能士・調理師による自治会・職場・学校等と連携した調理講習会
講師・受講生による「食のみやこフェスタ」等での発表会
・事業実施主体
(社)鳥取県日本調理技能士会
(社)鳥取県調理師連合会
・補助率 定額
・経費内訳
調理講習会の開催(900千円)
(講師謝礼、旅費、食材費、会場費、需用費等)
発表会(260千円)
(報償費、旅費、食材費等) | (1,160)
1,160 |
2 目的
県産の食材を用いた名物料理の開発とPR、県産食材の料理の普及を支援することで、地産地消、食のみやこ鳥取県を推進する。
3 概要・背景と考え方
鳥取県は豊かな食材に恵まれているが、家庭の食料消費額の内、加工品や外食にかかる消費額は年々増えており、これらは食生活に欠かせない存在となっている。
また、、「鳥取ならこの料理」といった名物料理開発が徐々に行われてきており、豊かな食材を活かした食のみやこ鳥取県の発信に有効である。
鳥取県の魅力ある名物料理づくり
(1)新・ご当地グルメ開発プロジェクト事業
旅行情報誌「じゃらん」のご当地グルメ開発プロデューサーを招き、意欲のあるモデル地域での戦略的な「新ご当地グルメ」の開発、PRを支援することで、地域活性化、県外へのPRにつなげる。
○補助率を:県1/3、市町村1/3、実施主体1/3。
(2)新・名物料理コンテスト事業
県産食材を使用した名物料理コンテストを開催し、鳥取の新しい名物料理としてPRすることで「食のみやこ鳥取県」にふさわしい料理の充実を図る。
(3)とっとりバーガーフェスタ支援事業
大山を会場として平成21年に始まった「とっとりバーガーフェスタ」(主催:とっとりバーガーフェスタ実行委員会)は、県や町の支援を受けながら規模を拡大し、3年目となった今年度は県内外の参加40チームからグランプリを決定する全国最大級のご当地バーガーの祭典に発展。
来場者は4万人にのぼり、各地域のメディアに取り上げられるなど、注目度の高いイベントになるとともに、参加事業者の地元食材に対する意識啓発及び活性化につながっている。
この「とっとりバーガーフェスタ」を支援し、全国級の食イベントとして定着させ、鳥取県の食と自然の豊かさを全国に発信するとともに、地元事業者の地域食材への意識啓発や観光などによる地域活性化につなげる。
(4)B−1グランプリ開催支援事業
平成24年6月に鳥取市で開催される「近畿・中国・四国B-1グランプリin鳥取」・「とっとりご当地グルメフェスタ」を支援し、食による地域振興を推進するとともに、鳥取県の魅力を県内外に発信する。
(5)食のみやこ鳥取県ご当地グルメPR活動実験事業
実験的にスポーツ大会、コンベンションに出展し、その出展の可能性を調査するとともに、その活動結果を情報共有することで、団体が出展ノウハウを習得し、「食のみやこ鳥取県」の全国PRを推進する。
(6)とっとりオリジナルメニューづくり支援事業
農村レストラン、旅館、ホテル、道の駅の飲食店事業者、「食のみやこ鳥取県」推進サポーターに対し、鳥取県産の農林水産物を使った料理メニューの開発、PRを支援することで、地元食材の良さを県内外の消費者へ広める。
(7)「食のみやこ鳥取県」旬の料理教室「食の匠」派遣事業
一般県民が、旬の県産食材を用いた料理教室を開催する際、生産現場に近い、あるいは、食材について知識豊富な講師を紹介・派遣することにより、料理方法のみならず、生産現場や生産者の思いを伝え、食材理解を促し、一般家庭での県産食材の利用促進と、郷土料理等の普及を行う。
(8)「食のみやこ鳥取県」美味しい郷土料理普及推進事業
病院、社会福祉施設及び学校等の公共施設における県産食材の利用促進と、県民へ身近な食材の素晴らしさの再認識・鳥取の食文化に触れる機会を確保する。
(9)「食のみやこ鳥取県」調理の技普及推進事業
優れた調理技術を有する調理技能士・調理師が、一般県民へ県産食材を使った料理教室等を行うことで、新たな調理方法を習得し、家庭での県産食材の利用を促進すると共に、調理師や調理技能士の存在が身近なものとなり、職場である旅館や料亭を訪れる契機とする。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
名物料理の開発、郷土料理の普及
<取り組み状況>
1 新・ご当地グルメ開発プロジェクト
・平成22年4月に審査会を行い、応募のあった3地域から、境港市の「境港の新・ご当地グルメを創る会」を採択。
・名前を「境港新かにめし」に決め、紅ずわいがにの姿ガニを使ったメニューをチームを組んで取り組んだ。
・平成23年度は鳥取市(賀露)でハタハタを使った新・ご当地グルメを試作中。
2 新・名物料理コンテスト
・平成21年度に初めて開催。
・平成22度は、海づくり大会の一環として水産物を活用したメニューを対象に開催。16の飲食店、旅館等から応募があり、6メニューを表彰した。
・メニューはホームページ等でPRするとともに、海づくり大会会場に出展ブースを設けるなどPRを支援。
・受賞には至らなかったが、吉岡温泉の「菱飯」について、地域の名物料理として育成できるよう東部総合事務所と連携して支援を開始。
・平成23年度は、平成24年2月7日(火)にコンテストを開催予定。
3 とっとりオリジナルメニューづくり支援事業
・平成19年〜23年度、農村レストランを中心に22社が活用。
・道の駅弁当、薬膳料理、どぶろくアイス等、地元食材を使用した料理が提供されている。
4 「食のみやこ鳥取県」旬の料理教室“食の匠”派遣事業
・50団体へ派遣予定。10月14日現在20団体、432人へ実習を行った。
・主な派遣団体:公民館・学校幼稚園関係・消費者団体・PTA関係等
5 「食のみやこ鳥取県」美味しい郷土料理普及推進事業
・平成23年度は、料理教室を3回実施。
・肥満予防、高血圧予防などのテーマに沿って講習しており、本県の旬の食材を使ったメニューの考案につながっている。
・県産食材を使った料理開発にも積極的で、開発したレシピ集を使った講習会が好評を得ている。
6 「食のみやこ鳥取県」調理の技普及推進事業
・料理教室5回実施済み(10月31日現在)。下処理から仕上げまで良く理解できた等と好評を得ている。
<現時点での達成度>
・名物料理の普及…海づくり大会出展ブースでのPRによる一般県民への浸透が図れた。
・郷土料理の普及…各団体の取り組みにより、一般県民への伝達が図られている。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
1 新・ご当地グルメ開発プロジェクト
・境港では、複数の飲食業者がチームを組んで、メニュー開発が進められており、地域が一体となった「食」を核とした地域活性化につながった。鳥取市でも同様の取り組みにつながりつつある。
2 新・名物料理コンテスト
・賞を授与されたことで、消費者へのPRにも活用されている。
・今後、受賞・参加料理のPRを強化するとともに、地域としての名物料理に育成できるよう、受賞者に対し食のみやこ鳥取県づくり支援交付金等の活用を助言しながらフォローを強化する。
3 とっとりオリジナルメニューづくり支援事業
・旬の食材を使った料理が開発され、中には通年メニューとして提供している店舗もある。
・一般の飲食店にも地元の食材を使った料理開発を促すため、事業対象者を拡大した。
4 「食のみやこ鳥取県」旬の料理教室“食の匠”派遣事業
・講師の食材や料理に対する豊富な知識や技術が受講生に大変好評である。
・鳥取の伝統食と県産食材の普及に大いに効果があると実感しており、県民のニーズも高いことから、事業を継続しさらに多くの県民へ普及していきたい。
5 「食のみやこ鳥取県」美味しい郷土料理普及推進事業
・受講した栄養士が各職場でメニューに取り入れている。また、講習会で使用するレシピ集が受講者に好評を得ており、今後はそのレシピ集をとりまとめた冊子の作成についても支援していきたい。
6 「食のみやこ鳥取県」調理の技普及推進事業
・大変好評で、県産食材の新たな使い方や一般家庭でのプロの技の普及につながっている。
・調理師や調理技能士の存在も身近になり、認知度向上にも役立っている。
・また、調理師連合会では、講習会を基にコンテストを開催し、新たな技を駆使した県産食材の魅力向上につなげているので、今後も両会の活動を支援していきたい。
工程表との関連
関連する政策内容
本県の食を文化として定着、食による地域振興、地産地消の推進、食にこだわった地域づくり、国内外のコンベンション誘致
関連する政策目標
郷土料理の普及定着、食による地域振興、学校給食等の地産地消の推進、食に係わる取り組みの強化、中四国近畿ブロックB1グランプリの誘致
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
11,072 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
11,072 |
要求額 |
16,972 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
16,972 |