1 事業概要
一般旅券発給に係る申請・交付窓口業務、電話案内及び作成業務等の実施にあたり、業務量に応じた効率的な執行体制をとることにより業務運営の円滑化を図るため、一部を民間業者へ委託する。
2 委託業務
(1)委託対象業務
○電話案内、申請・交付窓口業務及び作成業務等
(2)委託対象外業務
《県の責務「適正なバスポート発給」を確実に実施するために必要な業務》
○作成の最終チェックの最終審査
○慎重かつ迅速かつ適正な対応が特に必要とされる高度な業務(判断困難事案、緊急発給事案、不正取得防止対応)等
(3)委託業務執行体制等
○サービス基準(受付件数に見合った人員を配置し申請者等を待たせることなく処理等)を達成できる必要人員を配置
○業務を円滑に実施するため、常勤の責任者を配置
○事前研修により必要な知識・技術を習得した職員の配置
(4)委託窓口 県庁、中部、西部窓口
(5)委託開始日 平成22年4月1日
(6)委託期間 3年間(平成22〜24年度:平成23・24年度債務負担行為)
(7)平成24年度委託料 30,000千円
【債務負担行為予算額(2年分)】
| 債務負担行為限度額 | 当該年度要求額 |
平成23年度 | 30,000千円 | 30,000千円 |
平成24年度 | 30,000千円 | 30,000千円 |
総額 | 60,000千円 | 60,000千円 |
3 旅券交付件数の見込み【収入予算】
13,393件(平成22年度債務負担行為要求時の数値)
【26,530千円】
4 平成24年度要求額
31,670千円
5 債務負担行為設定状況
平成22年度当初予算において下記の債務負担を設定済。
平成24年度は債務負担行為の2年目(最終年)。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〈取組状況〉
平成20年度から県民の利便性向上のため、旅券交付業務の日曜開庁及び平日の時間外延長を実施した。
(20年度)
「県庁」・・【交付】日曜及び平日時間外常設
「西部・中部・日野」・・【交付】平日時間外事前予約
(21年度)
「西部」・・【交付】日曜及び平日時間外常設
(22年度)
更なる県民サービスの向上を図るため、県庁、中部、西部の窓口業務の一部を民間へ委託し、窓口の開設時間を延長
【申請】・・「県庁」平日時間延長(17時00分→18時30分)
【交付】・・「中部」平日時間延長(17時00分→18時30分)
○また、住民により身近な行政は住民に身近な地方公共団体で行うという地方分権の理念に立ち、より住民サービスの向上を図ることができるよう、日野郡3町に権限移譲を行った。
(23年度)
○境港市に権限移譲を行った。
これまでの取組に対する評価
〈成果〉
平成22年度の日曜日及び平日の時間外で2,939件(全体の23.0%)の旅券交付を実施。
〈課題〉
住民サービスの向上及び地方分権推進の観点から、権限移譲を希望する市町村と協議を進める。