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平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:交通対策費
事業名:

若桜鉄道ミュージアム創出事業

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企画部 八頭県民局 企画県民課地域振興室地域振興担当  

電話番号:0858-72-3968  E-mail:yazu_kenmin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算要求額 8,150千円 2,414千円 10,564千円 0.3人 0.0人 0.0人
23年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:8,150千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1.事業目的

 若桜鉄道沿線には多くの魅力ある資源があり、これらの資源を利用した地元住民の様々な活動が行われ、若桜鉄道を核とした地域活性化の機運が高まっている。このような機会をとらえ、若桜鉄道の沿線一帯を鉄道ミュージアムと見立て、地元が行う取組に対し支援を行うとともに、全国へ発信することにより、新たな来訪者を呼び込み地域活性化に繋げる。

    <期待される効果>
    ・ 地域住民の自信と誇りの再生
    ・ 交流人口の増大による地域の活性化
    ・ 若桜鉄道の地域資源・歴史的遺産としての評価
    ・ 若桜鉄道の乗降客数の増

2.事業の背景

第3セクター若桜鉄道は、線路や鉄橋などの施設を自治体が保有し、鉄道会社は運行に専念する「公有民営方式による上下分離」をH21年度より採用し、黒字化に至っているが利用客数は減っている。(H17比▲約30%)

  • 若桜鉄道の駅舎や鉄橋等の諸施設の多く(23施設)が、国の有形文化財に登録(2008(H20)年)され、貴重な歴史的遺産として注目されつつある。
  • 地元においても、若桜鉄道の各駅で「○○駅を守る会」のような地域住民を巻き込んだ組織の立ち上げも盛んで、これらを総括する若桜鉄道沿線活性化協議会も平成23年度に設立され、地域で「若桜鉄道」を守っていこうという機運が高まっている。

3.事業の概要

 地元住民団体で構成された若桜鉄道沿線活性化協議会が行う若桜鉄道に絡めた地域活性化事業(ソフト事業)及び、沿線両町が行う鉄道施設の魅力アップに繋がる事業(ハード事業)に対して支援を行う。
 また、地域の魅力、活性化の取組について県内外に情報発信を行う。

(1)地元団体で構成された若桜鉄道沿線活性化協議会が行う若桜鉄道に絡めた地域活性化事業(ソフト事業)に対する補助 
1,000千円
[補助事業(ソフト)の概要]

事業想定

 概要

・計画作成

・地域団体間で意見交換しながら、協議会が主体となってミュージアム計画を作成する。

・ガイドブックの作成

・既存のパンフレットを活用してイラスト、最適なビューポイント等を施設毎に掲載したガイドブックを作成する。

・ガイドの養成

・各駅周辺住民を対象としてボランティアガイドを育成する。

補助額

 1,000千円(定額)

事業主体

 若桜鉄道沿線活性化協議会
※個々の住民団体の取組については、鳥取力創造運動推進事業、若桜鉄道利用促進実行委員会の利用促進補助金の活用を想定。

(2)若桜町、八頭町が文化財・車両などの魅力アップのための施設整備を行う事業(ハード事業)に対する補助
5,000千円
[補助事業(ハード)の概要]

事業想定

概要

・ミュージアム看板、文化財プレートの設置

・若桜駅と郡家駅に文化財の分布や地域資源などの全容を記した看板を設置する。
・登録有形文化財23施設について、その魅力を来訪者に伝えるためプレート・標柱を設置。

<表示内容>
・名称、年代、特徴、説明文


・車両のギャラリートレイン化

・乗車時の満足度を高めるため、若桜鉄道の車窓から見える駅舎やプラットホーム自体を美術品に見立て、その風景を楽しむための工夫として、車両(1両)の車窓に窓枠を付けるとともに内装を瀟洒な美術館風に改装する。

・文化財の修繕(美装化)

・個々の文化財の価値を高めるため、修繕及び美装化を行う。

・施設のバリアフリー化

・誰に対しても見てもらえるよう施設のバリアフリー化を行う。

・ビューポイントの整備

・文化財を見学できるポイントの整備(舗装等)を行う。

補助率

 1/2

予算額

 5,000千円

事業主体

 若桜町、八頭町

※以上、補助事業に限っては平成26年度までの3ヶ年事業とする。


(3)対外的な情報発信事業(交通政策課で実施)  
2,150千円
項目
必要経費
概要
(ア)鉄道雑誌、旅行雑誌での情報発信
1,800千円
・雑誌記者を招いて鉄道遺産、地元の観光名所、食などを紹介するタイアップ記事を掲載する。

鉄道雑誌(発行部数22万部程度想定)、旅行雑誌(発行部数10万部程度想定)各1回の掲出を想定
(イ)現地案内ツアーの開催
350千円
・鉄道ミュージアム現地案内ツアーを2回程度行う。その際、情報発信力のある者を招き、その様子を自身のページ等で発信してもらうことにより、鉄道に関心のある層に対して効果的に情報発信を行う。
(ウ)首都圏、関西圏での魅力発信
-   
(既定経費対応) 
・首都圏、関西圏でイベント等が行われる際、若桜鉄道及び地域活性化の取組の紹介をあわせて行う。
※(1)で作成されるリーフレットを活用
2,150千円

工程表との関連

関連する政策内容

八頭地域の活性化支援

関連する政策目標

八頭地域の食や自然等地域資源の活用、地域つくり活動による地域の活性化

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 8,150 0 0 0 0 0 0 0 8,150