現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成24年度予算 の 水産振興局の豊かな海づくり事業(井戸海水の導入調査事業)
平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

豊かな海づくり事業(井戸海水の導入調査事業)

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水産振興局 水産課 漁業振興担当  

電話番号:0857-26-7317  E-mail:suisan@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算要求額 3,906千円 1,609千円 5,515千円 0.2人 0.0人 0.0人
23年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,906千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の必要性

 自然海水は水温が季節によって変動し、水温が高い夏場は活魚槽の管理が難しい。井戸海水が利用できれば、年間を通じて水温が一定かつ清浄(細菌、ウイルス等の汚染が少ない)な海水を利用し、陸上での養殖業が行えるようになる。

2 事業の内容

 井戸海水の導入にあたっては、利用可能な地下水脈があるか、など綿密な調査が必要で、現場の漁業者にとってハードルが高いことから、県としても導入に向けた技術的、経済的な調査・検討を行う。

    *栽培漁業センターが井戸海水を導入済み。

     陸上養殖事業が展開できる用地のある場所を対象に、試験掘削を行い、地下水の湧出の可能性について調査を行う。揚水した地下水について水質検査を行い魚介類の飼育に適した水質かどうかを確認する。また、揚水量試験を行い、事業用に掘った井戸の揚水量を推定する。

    本事業は、2年程度の調査期間を想定している。

    事業展開の候補地は港湾用地の空き地を想定している。
    養殖事業の事業展開を想定し1ha以上の空き地がある港湾として以下の3箇所を想定した。

    網代漁港、泊漁港、赤碕漁港

3 期待される効果

●陸上養殖の事業展開

 今後、県内で陸上養殖の事業展開を想定している企業誘致のための有効な材料となる。
 (用地、飼育水があれば事業展開が可能となる)
*現在、いくつかの企業から養殖事業展開のオファーがある。

4 事業費

●井戸海水ボーリング調査(委託料)

試験掘削、水質検査を県内3箇所(港湾用地)で実施
揚水量試験のためには複数の試験掘削が必要(今回は3本を想定した)。

網代漁港  1,302千円
*見積より宿泊費を除く

泊漁港    1,302千円

赤碕漁港  1,302千円

                      合計 3,906千円


 



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

栽培漁業センターでは平成17年に井戸海水を導入して種苗生産を行っている。井戸海水は年間を通じて水温が一定しており、雑菌等による汚染が少なく清浄性が保たれているため魚介類の飼育に適している。

これまでの取組に対する評価

海水温の上昇する夏季でも低水温で飼育できるため、安定的に種苗を生産できている。

工程表との関連

関連する政策内容

将来にわたって安定的に水産物を供給する強い水産業づくりの推進

関連する政策目標





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 3,906 0 0 0 0 0 0 0 3,906