■ 鳥取県和牛ビジョンに基づき、和子牛生産頭数の増加を目指しているが、現在頭打ちの状況。(H30目標:4,000頭に対し、H20:2,977頭、H21:3,079頭、H22:2,950頭)
■ この状況を打破するため、(財)鳥取県畜産振興協会(以下「協会」という。)が運営する公共育成牧場預託牛(約700頭の乳牛を飼養)に和牛受精卵移植を行うことで、和子牛生産頭数の大幅な増加を図る。
■ また、新たな取組みとして、預託牛への和牛受精卵移植に、畜産試験場の高能力雌牛を供卵牛として活用することで、和牛能力の向上を図っていく。
■ これに加え、現在、農家採卵業務は、県東部区域と中西部区域に区分され、それぞれ、協会と畜産試験場が実施しているが、この採卵業務を協会に一本化し、機能集約していく予定。
■ これらを実施するにあたっては、協会の受精卵移植業務が増加するため、鳥取放牧場における関係施設整備等の機能強化を行うことが必要。