現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 生活環境部の大山トイレマナーアップキャンペーン事業
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

大山トイレマナーアップキャンペーン事業

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生活環境部 西部生活環境局 生活安全課動物・自然公園係  

電話番号:0859-31-9320  E-mail:seibuseikatsukankyo@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算額 1,520千円 2,383千円 3,903千円 0.3人 0.0人 0.0人
25年度当初予算要求額 1,520千円 2,383千円 3,903千円 0.3人 0.0人 0.0人
24年度当初予算額 1,520千円 2,414千円 3,934千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,520千円  (前年度予算額 1,520千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,520千円

事業内容

1 事業の概要

・国立公園大山でのトイレ利用のマナーアップを図るためのキャンペーンを実施する。

    ・大山頂上トイレの汚泥をボランティアにより担ぎ下ろすイベントを継続的に実施する。
    (特に啓発的な意図から今後も継続実施を予定。H24年度で5回目)
    実施日
    参加者数
    運搬量
    1回目
    平成20年9月28日
    451名
    1.2トン
    2回目
    平成21年9月27日
    433名
    1.0トン
    3回目
    平成22年9月26日
    301名
    0.6トン
    4回目
    平成23年9月11日
    250名
    0.5トン
    5回目
    平成24年9月 9日
    200名
    0.4トン

2 背景・目的

・大山の自然環境には、多くの登山者による大きな負担がかかっており、特にトイレの問題については顕著。

・登山道に排便の痕跡が見られる等、快適な登山、周辺環境への影響が懸念され、登山者のマナー・モラルの向上が必要。
・県が管理する頂上避難小屋のトイレに蓄積した汚泥を処理する必要。

3 効果

・平成20年9月より「大山トイレマナーアップキャンペーン」を開始し、全国でも類を見ないトイレ汚泥の担ぎ下ろしイベント「キャリーダウン・ボランティア」を5カ年にわたって実施した結果、各種効果を得ている。

・大山の自然環境汚染の軽減。頂上トイレの負荷軽減。
・トイレのあり方、自然環境への配慮についての啓発。(参加者に好評)
・マスコミ掲載等による全国へのPR。(自然環境への先進取組、美しい観光地「大山」)

4 事業内容・所要経費

(単位:千円)
事業内容
H25年度
H24年度
H23年度
H22年度
大山トイレマナーアップキャンペーンの推進
・ポスター、チラシの配布や各種PR活動
  175
275
275
200
・携帯トイレ使用ブースモデル設置
 (H22年度に整備)
 (トイレの無いユートピア避難小屋にブースを増築)
    
明許繰越
大山トイレマナーアップ検討会の実施
・マナー五ヶ条の普及啓発推進策
・携帯トイレの使用推進と回収システム
・頂上トイレ有料化の検討
 (必要性、金額、徴収方法、法手続き等)等
  331 
331
331
331
大山頂上トイレ汚泥キャリーダウン・ボランティアの実施
・浄化槽汚泥抜取り処理作業委託
・イベント必要経費
 (物品、ボランティア保険等)
1,014
914
1,108
1,183
合  計
1,520
1,520
1,714
1,714

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

マナーアップキャンペーン(平成20年9月1日よりスタート)
大山夏山開き祭(山頂祭)でのPR活動
平成22年6月6日 啓発用記念カードの配布 480人
平成23年6月5日 啓発用記念カードの配布 500人
平成24年6月2日 啓発用記念カードの配布 500人

■キャリーダウン・ボランティア
第1回:平成20年9月28日 参加者451名 作業量1.2トン
第2回:平成21年9月27日 参加者433名 作業量1.0トン
第3回:平成22年9月26日 参加者301名 作業量0.6トン
第4回:平成23年9月11日 参加者250名 作業量0.5トン
第5回:平成24年9月 9日 参加者200名 作業量0.5トン

■マナーアップ検討会
第1回:平成21年8月21日
第2回:平成22年3月18日
第3回:平成22年6月24日

■携帯トイレブース(ユートピア避難小屋)の運用開始
平成23年7月26日

これまでの取組に対する評価

キャリーダウン・ボランティアについては、参加者アンケートから「良い取り組み、今後も事業を継続されるべき」との意見が大半。また、浄化槽汚泥量は作業毎に減少し浄化槽水質も向上している。

マナーアップ検討会については、現在、携帯トイレ普及推進について合意が得られており、今後その普及システムについて検討協議を進める段階。(地元での販売、PR、回収他。ただし基本は使用者が持ち帰ることとしている)

ユートピア避難小屋の携帯トイレブースが完成し運用を開始した。課題を整理し、利用者のご意見を参考に今後の普及推進について検討予定。

キャリーダウンボランティアの実施日(第5回:平成24年9月9日)に合わせ、地元団体が連携イベントを実施する等、地域での認知や気運の醸成も図られてきた。

財政課処理欄


・大山山頂に設置した浄化槽トイレの汚泥の処理を、ボランティア参加型で取組む事業。
・県が自然設置した登山道であるため、管理責任者は県。
・汚泥処理は、業者に委託してヘリで下ろすという案であったが、自然への影響(爆音→鳥に影響)があることから地元からの要望を受け、ボランティアで対応することとなった。それにあわせて、マナーアップキャンペーンという形でH20〜毎年9月の年1回実施。
・H14〜H20までで3.8トン堆積していた汚泥を少しずつ降ろしている。(H20〜H24で約3.5t下ろした)
・予算は、キャンペーン検討会に参加する委員報酬と汚泥処理(ボトリング・処分)委託料。それ以外は標準事務費で昨年同額。
○トイレの神様>> 

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,520 0 0 0 0 0 0 0 1,520
要求額 1,520 0 0 0 0 0 0 0 1,520

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,520 0 0 0 0 0 0 0 1,520
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0