●境港貿易振興会業務の増加・多様化
境港貿易振興会の事務局職員は、平成7年の発足以来、常勤2名(県派遣1名、境港市派遣1名)と非常勤職員1名の3名体制であったが、平成21年度以降は基金を活用した鳥取県からの事業受託により非常勤1名を雇用し、昨今の事務局業務の増加・多様化に対応してきた。
・境港利用助成事業(H20.5〜)
・環日本海経済活動促進協議会事務局業務(H20.5〜)
・環日本海定期貨客船(DBS)就航(H21.6〜)
・国際定期航路就航船社増加(H23.9〜)
・日本海側拠点港選定(H23.11〜)
●境港貿易振興会業務の質の変化
・国内需要の先細り、円高による激しい価格競争、製造拠点の海外移転など厳しい企業環境の中、企業に対し単に境港利用を働きかけるだけでなく、山陰両県企業の国際競争力の向上につながる物流サービスを境港を通じて提供するという観点から、企業ニーズをより細かく把握し、関係機関と連携しながら施策につなげていく取組への転換が必要
・境港は、国際海上コンテナ、外航クルーズ、原木の3分野において日本海側拠点港への選定を受け、さらには国際RORO・国際フェリー船への追加選定も目指しており、境港管理組合及び境港貿易振興会のポートセールス体制の強化が必要
・体制強化により、島根県企業への一層のサービス提供、観光クルーズ船の誘致促進などに資する。
(ポートセールス体制の役割分担)
境港管理組合 | 観光クルーズ、内航航路、バルク貨物 |
境港貿易振興会 | 外航定期航路 |