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平成25年度
9月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉総務費
事業名:

とっとり婚活応援プロジェクト事業

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福祉保健部 子育て応援課 子育て王国推進担当  

電話番号:0857-26-7868  E-mail:kosodate@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 4,687千円 2,414千円 7,101千円 0.3人
4,687千円 2,414千円 7,101千円 0.3人

事業費

要求額:4,687千円    財源:単県   追加:4,687千円

一般事業査定:計上   計上額:4,687千円

事業内容

1 目的

未婚化・晩婚化が少子化の一因と言われる中、合計特殊出生率の向上が急務であるが、そもそも地方では、都会に比べて出会いの機会が少ない。

    そのため、結婚を望む方が、早期に自らの望む形で成婚につなげられるよう、出会いから交際までを総合的に支援するもの。

    <鳥取県の未婚化・晩婚化の状況>
    ○35歳〜39歳未婚率(H12→H22)
      男性:26.0% → 33.7%
     女性:11.1% → 20.3%

    ○平均初婚年齢(H14→H24)
      男性:28.5歳 → 30.5歳
      女性:26.8歳 → 28.7歳

    ○合計特殊出生率(H24時点)
      鳥取県 : 1.57
      全国 : 1.41
    ※鳥取県は全国と比して出生率は高いが、人口を維持するためには依然として低い水準。

    <未婚者の状況>
    ○いずれは結婚しようと考えている未婚者は、34歳以下の男性86.3%、女性89.4%と高い水準にある。
    一方、独身に止まる理由のとして、結婚資金が足りない、自由を失いたくない等の他、「適当な相手にめぐり会わない」ことが挙げられている。(H22出生動向基本調査)

    <県として行う結婚支援策>
    【出会い】
    ○結婚観が多様化する中、地域の実情に応じた多様な出会いの機会を創出。
    ○固定的な人間関係を打破し、真に自分が望むパートナーと出会う機会を創出。
    【交際】
    ○自らの魅力を最大限引き出し、異性にアプローチする能力を養成。

2 事業概要

【新】(1)婚活イベント開催助成事業
多様な出会いの機会の創出が期待される次の婚活イベントに対し、開催経費の一部を助成。
<対象事業>
ア)市町村・団体(協議会、非営利団体等)が開催する婚活イベント
イ)複数の事業所が従業員を対象に共同で開催する婚活イベント
 (* 県域、または市町村域をまたがる婚活イベントについても対象)
<助成要件>
○参加者が20名以上のイベントであること。
イ)については、(2)により配置する婚活コーディネーターがコーディネートしたイベントであること。

【新】(2)事業所間婚活コーディネーター設置事業
事業所間の婚活イベントの仲介を行うコーディネーター(企業又は団体を想定)を配置。
(*婚活イベント開催経費については(1)イ)により助成。)

【新】(3)婚活仕掛け人養成講座
婚活サポーター、市町村担当者等、婚活イベントを企画・立案する方を対象とした、婚活への理解を深めるための講座を開催する。
<テーマ案>
ア)最近の婚活事情
イ)婚活に乗り気にさせるアプローチ方法 など

【新】(4)婚活イメージアップ事業
婚活事業の拡充に併せて大規模な広報を展開し、社会全体で結婚を支援する機運を醸成するとともに、特に20〜30代の若者へ重点的に周知を図る。

(参考)
【既存事業】イケメンなでしこ養成セミナー
男女のコミュニケーション能力の養成に資するセミナーへの開催経費を助成。

3 予算要求額

4,687千円


(1)婚活イベント開催助成事業…1,500千円
○補助金 300千円×5企画
※会場使用料、講師報償費、広告費等、イベント実施に必要最低限な経費を負担。(※飲食費は対象外(参加者負担))

(2)事業所間婚活コーディネーター設置事業…1,087千円
(H25.12〜H26.3の4か月分)
○委託料 1,037千円(※人件費及び事務費相当額)
○プロポーザル開催経費 50千円
外部委員に係る報酬、旅費(2委員・2回分)

(3)婚活仕掛け人養成講座…600千円
○委託料 300千円×2回
近年の婚活事情に精通した大学教授や結婚相談所等を講師に招き、イベント実施者のスキルアップを図る。

(4)婚活イメージアップ事業…1,500千円
○委託料 1,500千円
若者向けフリーペーパーへの広告など

4 参考(子育て同盟県の取組状況)

本事業は子育て同盟県が取組む婚活支援事業のうち、効果の高いと認められる事業について実施する。
関係県
事業概要
予算額
高知県

(H19〜)

市町村等又は複数の企業が自社社員を対象に合同で行う婚活イベントへの補助事業を実施
○定額補助(上限300千円)
○男女各20人程度のイベント
○平成25年度は15企画程度に助成予定
4,540千円
佐賀県

(H25 

6月補正)

市町村等又は複数の企業が自社社員を対象に合同で行う婚活イベントへの補助事業を実施
5,640千円
複数企業間の婚活イベントの仲介を行うコーディネーター「婚シェルジュ」を配置
2,080千円
市町村担当者・イベント主催者等向け講習会、結婚を希望する人・保護者等向け講習会を開催
712千円
テレビCM、ミニ番組、フリーペーパー内広告による機運醸成を図る
6,847千円

婚活イベント開催助成事業の効果(高知県)>
○累計実績(H19〜24)でイベント数63件、参加者数1,811人、カップル成立数144組。
○地域の若者や商工会議所が実行委員会を立ち上げてイベントを開催する等、地域起こしや人材育成等の副次的な効果も広がっている。
○助成金を受けた開催したイベントをきっかけに定例的なイベントに発展するなど、至るところで婚活イベントが開催されるようになった。

→本県では、これに加えて、佐賀県で実施する事業所間婚活コーディネーターを配置し、事業所間の婚活イベントの活性化を図る。

婚活仕掛け人養成講座の必要性
○未婚者へ婚活イベントへの参加呼びかけ等を行う婚活応援団より、近年は個人情報に厳しく、アプローチの仕方が難しいとの声あり。
○婚活イベントを企画・実施いただく婚活サポーターについても、飲食店や団体など、婚活に専門的知識を有する方ばかりではない。

→講習会等により、婚活を仕掛ける側の質を高めていくことが必要。

<婚活イメージアップ事業の必要性>
○県内の若者1,000名を対象にアンケートを実施した結果、本県の婚活事業の認知度の低さが判明。(H24)
・「婚活サポート事業を知っているか」…知らない(88.6%)
・「参加してみたい婚活イベントがある方」…(53.2%)

→婚活事業の周知及び成婚体験等を通じた結婚へのイメージアップを図ることで、潜在的な結婚希望者の掘り起こしが可能と思料。



財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 4,687 0 0 0 0 0 0 0 4,687
保留・復活・追加 要求額 4,687 0 0 0 0 0 0 0 4,687
要求総額 4,687 0 0 0 0 0 0 0 4,687

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 4,687 0 0 0 0 0 0 0 4,687
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0