○東京便等対策経費 : 補正要求総額8,200千円
・本県の重点施策の一つである「移住定住」、「企業活動」、「子育て」などの分野をターゲットに羽田便利用者の発掘・拡大を図るため、各分野における羽田便利用者の一部に対し航空運賃の支援を行う。
・当制度の利用者にはレポート等を提出して頂き、今後の県の策策に活用する。
・本事業の実施主体は「鳥取空港の利用を促進する懇話会」及び「米子空港利用促進懇話会」とし、当会への負担金として予算措置をする。
「羽田便エアサポート支援負担金」 :要求額8,200千円(新規)
<事業内容>
分野区分 | 対象 | 対象人数 | 負担金額 |
移住定住促進エアサポート | 鳥取県内での移住定住を検討している県外在住者 | 150人 | 4,200千円
(14千円(片道半額)×往復×150人) |
企業活動エアサポート | 鳥取県内での企業活動(研修・主催会議等)を検討している県外企業 | 上記移住定住促進に含む | 上記移住定住促進に含む |
介護等エアサポート | 鳥取県内の親族の介護を行う県外在住者 | 50人 | 1,000千円
(10千円(介護割引片道半額)×往復×50人) |
子育て王国とっとりキッズエアサポート | 大人同伴で搭乗する12歳未満児 | 100人 | 3,000千円
(15千円(片道※子供料金)×往復×100人) |
合計 | | | 8,200千円 |
※運用に当たっては人数枠に拘わらず予算の範囲内で柔軟に対応
(課題1)利用者の確保及び拡大
○安定した利用者の確保及び新たな利用者層の拡大が年間を通した搭乗率の安定に繋がる。
(課題2)利用促進の取組
○現行の利用促進の取組は、航空会社、旅行会社とタイアップしたキャンペーン実施、旅行商品造成支援など幅広い利用者向けの一般的施策が中心であり、一層の利用促進を図るため、対象となる利用者のターゲットを絞り、各々に適した利用促進策を講ずる必要がある
○現在の利用促進策が搭乗率向上に焦点を絞った交通政策の観点を中心に行われており、同じ「地域活性化」を目指す県の他の重要政策との連携が十分でない
(課題3)政策コンテストへの取組
○8月下旬にも募集が開始される羽田便政策コンテストについては、現在想定されるコンテストの目的及び評価基準の視点を踏まえた取組が必要である。その目的にある「住民生活の利便性向上及び地域の活性化」に資する取組は、政策コンテストへの応募の有無に限らず利用促進策として本来的に求められる重要な事項となる。
【政策コンテスト】
○目的
増便を通じて「住民生活の利便性向上及び地域の活性化」を図ることなど
○評価基準
以下のような視点で取組に対する評価が行われる。
・増便により達成したい政策目的が具体的かつ明確か
・ターゲット毎に効果的な施策が行われるか
・具体的に利用者の増加に効果的と考えられる施策(運賃助成等)が行われるか 等 |