事業目的
○東伯中央広域農道整備を中止した琴浦町上中村〜尾張間を道路で繋ぐことで、農業輸送の時間短縮等通作条件の改善を図る。
○災害や大雪等、既存町道が被災し通行不能となっても本道路が迂回路の役割を担う。
○道路整備は町道に準じた最低限の規格(3種5級)の1車線整備とし、大山町羽田井側に一部完成している広域農道及び広域農道事業用地として先行買収した用地を活用する。
事業概要
地区名:琴浦西地区
事業箇所:琴浦町上中村〜尾張
事業延長:1,700m
全体事業費:700,000千円
幅員:4.0(5.0)m
補正要求理由
事業計画を検討した結果、基幹農道事業(土地改良事業)として農山漁村地域整備交付金を活用することができないことが判明したため、今年度基幹農道事業で予定していた詳細設計を単県事業で実施する。
考えられる整備手法
候補
1 基幹農道事業 L=1,700m 事業主体(県) ×
(土地改良事業)
2 単県事業 L=1,700m 事業主体(県) △
(地域活性化事業)
3 町道事業 L=1,700m 事業主体(町) ○
(社会資本整備総合交付金事業)
4 基幹農道事業 L=600m 事業主体(県) ○
町道事業 L=1,100m 事業主体(町)
補正要求内容
詳細設計 1式 10,000千円
財政課長意見
「費用対効果を考慮すると、緊急に事業を実施する必要性は低いと考えます。」
調整要求理由
○営農のほか、地域での経済活動を含めた費用対効果は全体で1.0以上あり、本道路の整備は地元経済の活性化に資するものである。
○平成19年度には災害で町道が被災し上中村集落が孤立したこともあり、本道路の整備は住民の安全・安心確保につながる。
○一部整備済みの広域農道が接続している作業道は安全施設もなく幅員も狭い。また路面浸食や倒木等もあり、一般車両が普通に通行できる状態にないため、整備済み区間が活用されない状況となる。