1 事業概要
「とっとりグリーンウェイブ」の取り組みや「山陰大周遊」の提案などの効果によって回復しつつある観光入込客を維持するとともに、スカイマーク就航(成田、茨城、神戸)やANA増便などの誘客に向けた追い風を確実に今後の観光誘客につなげることで来年度以降懸念される観光需要の落ち込みをカバーするため、年度当初からの切れ目のない情報発信を行い、積極的な誘客活動を展開する。
2 事業内容
<11月補正予算で債務負担行為要求>
(1)マスコミ(テレビ)での情報発信(委託料:10,000千円)
<参考:平成26年度当初予算要求に向けて調整中>
(1)マスコミを活用した情報発信(委託料)
(2)番組・記事制作負担金(負担金)
- テレビ番組、雑誌取材記事の制作に係る金額の一部を負担することで、県内観光スポットの露出を図る。
(3)マスコミの取材受入(特別旅費)
- マスコミ関係者を取材招致し、番組や記事掲載での情報発信を行う。
(4)マスコミへのプレゼント提供(報償費)
- 視聴者・読者プレゼント等の提供により、番組や記事掲載につながるような売り込みを行う。
(5)とっとり観光親善大使等の観光イベントへの参加
(報償費)
- 観光PRイベントにとっとり観光親善大使等を派遣する。
3 債務負担行為を設定する理由
テレビ番組の枠を確保するためには、半年から四半期程度の調整期間が必要であるため、年度当初からの露出を図るためには、前年度からの事業着手が必要である。
<スケジュール>
4 事業の背景
(1)現状
平成25年3月に「鳥取自動車道」「松江自動車道」が全線開通し、関西、中京、中四国から山陰へのアクセスが格段に向上し、「山陰大周遊」とのテーマで、本県への観光誘客を進めている。
平成25年度は、「全国都市緑化とっとりフェア」をはじめとした「とっとりグリーンウェイブ」、出雲大社「平成の大遷宮」などの好影響で、多くの観光客にお出でいただいているところ。
スカイマーク就航(成田、茨城、神戸)やANA増便など本県へのアクセスが整備され、誘客に向けた追い風が吹いているところ。
(2)今後の見込み、取り組み
回復しつつある観光入込客を維持し、スカイマーク就航やANA増便などの好環境を確実に観光誘客につなげ、今後懸念される観光需要の落ち込みをカバーする取り組みが必要。
(懸念される影響)
- 「平成の大遷宮」後の反動で、山陰方面への観光客数の落ち込みが想定される。
- 平成26年4月の消費増税の影響で、観光需要そのものの落ち込みが想定される。
⇒ これらの影響による落ち込みをカバーするため、「団体旅行客向け」「個人旅行客向け」それぞれの取り組みが必要。
<団体向け> 県内宿泊を伴う団体ツアーバス商品のバス代助成
<個人向け> WEB宿泊サイトを活用した情報発信、誘客促進
<個人・団体向け>
パブリシティによる情報発信(当事業)、大手旅行AGTとのタイアップ等