1 事業概要
「とっとりグリーンウェイブ」の取り組みや「山陰大周遊」の提案などの効果によって回復しつつある観光入込客数を維持するとともに、スカイマーク就航(成田、茨城、神戸)やANA増便などの誘客に向けた追い風を確実に今後の観光誘客につなげることで、来年度以降懸念される観光需要の落ち込みをカバーするため、本年度に引き続いて大手宿泊予約サイトを活用したキャンペーンの取り組みを支援する。
2 事業内容
<11月補正で債務負担行為要求>
区 分 | 内 容 |
事業期間 | 3月下旬〜5月中旬 |
事業主体 | 鳥取県旅館ホテル生活衛生同業組合 |
補助
対象経費
| ・個人向け大手宿泊予約サイトを活用して「鳥取県特集ページ」および「バナー」を展開し、個人向け旅行者誘致のための宿泊および観光情報を発信。
組合員(旅館・ホテル)は、大手宿泊サイト向け
の特別プラン等※を設定
※特別料理プラス、ウェルカムドリンク・おやつ
付プラン、お子様プレゼント付など |
事業費
(内訳) | 6,500千円(定額)
・大手宿泊サイト(3社)を活用した情報発信
(2,000千円×3社) 6,000千円
・ちらし等PRツールの作成 500千円 |
<平成26年度当初予算要求に向けて調整中>
3月末〜5月の展開に引き続き、年間を通したキャンペーン展開を検討中。
- 7月中旬〜8月下旬 夏休み特集
- 9月中旬〜11月下旬 秋の旅行シーズン対策
- 12月下旬〜2月下旬 冬期閑散期対策
3 債務負担行為を設定する理由
平成26年4月当初から切れ目ない情報発信をしていくため、大手宿泊予約サイト側との契約・調整を経て、春休みに引き続いてのキャンペーン展開が必要なため。
4 事業の背景
(1)現状
平成25年3月に「鳥取自動車道」「松江自動車道」が全線開通し、関西、中京、中四国から山陰へのアクセスが格段に向上し、「山陰大周遊」とのテーマで、本県への観光誘客を進めているところ。
平成25年度は、「全国都市緑化とっとりフェア」をはじめとした「とっとりグリーンウェイブ」、出雲大社「平成の大遷宮」などの好影響と合わせ、個人旅行客をターゲットとした宿泊促進を目的として、WEB宿泊サイトを活用したキャンペーンを展開することで、多くの観光客にお出でいただいているところ。
スカイマーク就航(成田、茨城、神戸)やANA増便など本県へのアクセスが整備され、誘客に向けた追い風が吹いているところ。
(2)今後の見込み、取り組み
回復しつつある観光入込客を維持し、スカイマーク就航やANA増便などの好環境を確実に観光誘客につなげ、今後懸念される観光需要の落ち込みをカバーする取り組みが必要
(懸念される影響)
- 「平成の大遷宮」後の反動で、山陰方面への観光客数の落ち込みが想定される。
- 平成26年4月の消費増税の影響で、観光需要そのものの落ち込みが想定される。
⇒ これらの影響による落ち込みをカバーするため、「団体旅行客向け」「個人旅行客向け」それぞれの取り組みが必要。
<団体向け>
<個人向け>
WEB宿泊サイトを活用した情報発信、誘客促進(当事業)
<個人・団体向け>
パブリシティによる情報発信、大手旅行AGTとのタイアップ等