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平成25年度
9月補正予算 企業会計 (病院事業) 一般事業要求
事業名:

厚生病院RI中央監視装置更新工事

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病院局 200001総務課   

電話番号:0857-26-7886  E-mail:byouinsoumu@pref.tottori.jp

事業費

要求額:0千円    財源:単県 

一般事業査定:計上 

事業内容

1 事業の概要

 RI施設(※注1、厚生病院の外来中央診療棟1階)に設置している放射線モニタリングシステム(※注2)のうち、中央監視装置が故障し、同施設の排気・排水等に係る連続した監視・記録ができなくなったため更新を行うもの。

     なお、同装置は納入から12年以上(耐用年数:8年)が経過し、既に部品が製造されてなく在庫もないため、故障に対する応急復旧ができない状況であり、更新による対応しかできない。
     また、上記装置の更新に伴い、同装置及び排水制御盤を「放射線科外来」から隣室(「放射線管理室」に変更予定)に移設する。

    ※注1 RI施設:RI(ラジオアイソトープ(ガンマ線を出す放射性同位元素))検査を行う施設。RI検査は、患者さんにラジオアイソトープ(ガンマ線を出す放射性同位元素)で標識した「放射性医薬品」を投与(静脈注射)し、しばらくして、投与された放射性医薬品が目的とする臓器や組織に集まったところを、ガンマ線を検出するガンマカメラで体外から撮影して、臓器の血流や機能(働き)の状態を映像にして調べる。(撮影時間:概ね20〜30分程度)
    ※注2 放射線モニタリングシステム:
     排水・排気中の放射能濃度等を常時測定し、情報収集する装置。放射線を検出する各部検出部(排気モニタ、排水モニタ等)とそのデータを記録・表示する中央監視部(中央監視装置)により構成される。

    (参考)故障中の排気・排水等の管理
     中央監視装置の故障により、RI施設のエリアモニタ、排気モニタ及び排水モニタによる排気・排水等の常時監視ができないため、
     排気については、排気モニタ、エリアモニタによる監視の代替として、サーベイメータ(測定器)を使用して中央放射線室長が1日1回測定して管理する。
     排水については、排水処理設備内に貯留・管理しており、2年程度貯留する容量があるため同設備内で管理する。(直接施設外に排出しない。) 

2 事業の目的・効果

RI施設に係る排水及び排気の常時監視・記録が可能となり、同施設の安全かつ適正な管理が可能となる。

3 所要経費及び財源

施設整備費 12,500千円

(単位:千円)
区分
金額
財源
補助金
企業債(※)
内部留保
工事費
12,500
0
12,300
200
12,500
0
12,300
200

※企業債元利償還金の2分の1について、一般会計からの繰出しを要求する

4 スケジュール

時期
内容
H25.10月上旬 業者選定
H25.10月中旬 契約、着工
H26. 1月中旬 納品・据付工事
H26. 1月下旬 稼動

(参考)

RIとPETについて
○PETも診断に放射能を含む物質を使用するので広く言えばRI検査の一種である。
○ただし、PETはRIによるがん検査の質を飛躍的に上げた、がん診療に特化した機器(ちいさながんでも発見できる。)であるのに対し、RIはがん診断のほか、脳や心臓などの血流検査が行える機器である。
○また、RIは試薬・機器の特性から骨転移を除き、臓器別にしかがん診断ができないのに対し、PETは他の臓器等に転移している場合でも発見できるので、より的確な診断が行える機器と言える。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 繰入金
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 繰入金
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0