これまでの取組と成果
これまでの取組状況
鳥取県の児童・生徒等の創作作品を発表する場を提供し、出展機会を拡大することで、芸術文化活動への意欲を高め、県内の青少年の美術活動の助長と振興を図ることを目的として、平成15年度から毎年開催。次代の芸術家を目指す青少年の登竜門としても位置付けている。
<近年の取り組み>
・巡回展を拡充(H18 第4回〜、各地区入選作品を展示)
・高校生部門を廃止(H21 第7回〜、高校生は県展等に出品することでレベルアップを図る。)
・審査体制の充実(高校生部門廃止でも21名体制で審査)
・入賞作品(中学1・2年生)の全国中学校総合文化祭への推薦・展示
・副賞、参加賞の充実(図書カード、オリジナル蛍光ペン等)
・入賞数の増(H22 第8回〜、中学生の入賞数を拡充)
・特別賞の創設(H22 第8回〜、副賞は研修旅行)
<現時点での達成度>
・24年度は6,107点の応募(23年度 5,742点、22 年度 5,298点)があり、出品数が大幅に増加している。
・展示数を1,560点に増加(23年度 1,472点、22年度 1,351点)。
これまでの取組に対する評価
<分析>
「ジュニア県展」が学校等に定着し、また、中学生の入賞数の拡充や特別賞の設立も効果的に働いて、ここ数年は毎年出品数が大幅に増加している。参加賞なども好評で、毎年、出品する学校、個人も多い。
ジュニア県展が県内の子どもたちの目標となるよう、展覧会を継続して育てていくことが望ましい。
<今後の課題>
展示スペースの確保
出品数の増加に伴い、展示作品数も増やせるよう、より大きな展示スペースの確保が必要。
また、西部地区については、従来、県立武道館や米子コンベンションセンターで開催しているが、将来的に美術専門施設である米子市美術館で開催できるよう、引き続き、米子市美術館への働きかけを行う。(H23〜25年度は、米子市美術館の改修工事及び改修後のオープニングセレモニー等企画展が続くため断念)