これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○平成20年、21年と梨が価格低迷したことから、平成21年11月に果樹経営安定緊急対策プロジェクトチームを組み、果樹農家の経営実態を個別に調査。
その過程で、問題解決のためには、恒常的な経営改善指導のシステムづくりが必要であることが明らかとなった。
■■プロジェクトチームの編成■■
【県域段階】中央会、基金協会、信連、全農、公庫、有識者、県
【地域段階】JA営農指導課・金融課、市町村、農林局、普及所
○経営改善の指導者として、ふるさと雇用再生特別交付金事業を活用して、果樹経営や栽培技術に詳しい者1名、銀行OBで金融のプロ1名の計2名を雇用し、対象果樹農家への指導、支援を実施中。
○鳥取県農業等経営健全化特別委員会の枠組みの中に果樹経営部会を設立し、農協組織を中心として一体的に果樹農家の経営改善を進める体制を整備した。
これまでの取組に対する評価
果樹経営部会の地域指導班(農協事務局)から、対象果樹農家として4戸が選定され、果樹経営改善プランナーと地域指導班による経営状況の分析、果樹経営改善計画書の作成支援、農家への経営アドバイス(負債整理、所得向上、技術向上)などを実施中である。
果樹経営部会の設置により、関係機関が連携した指導体制、経営改善状況のチェックができるようになった。