１ 補正理由
皆成学園には多機能電話と一般内線電話を整備している。
既設の多機能電話には自動転送機能が整備されていないため、事務所不在時に外部からの緊急連絡あった場合には、全く対処できない状態であり、緊急に整備を行う必要がある。
また、居室外に飛び出した児童の身柄を確保するためには、職員間の連携体制を密に図るため、ワイヤレス電話（ＰＨＳ電話）の新設を早急に行う必要がある。
ついては、入所児童の安全確保及び当園の安全管理に関し緊急に対応する必要性が認められるため、当該改修経費を補正要求するものである。
２ 参考（既設備概要）
（１）製造年 ： 平成１１年
（２）経過年数： 平成１４年
（３）製品名 ： 日本電気株式会社ビジネスフォンＳＯＬＵＴＥ３００
（４）製造中止年月 平成１７年１２月
（５）部品保有期間 製造中止から７年
（６）製品耐用年数 ６年
（７）電話設置台数（３３台）
・多機能電話 １３台
・一般内線電話 ２０台
３ 改修の理由
（単位：台）
品名 | 新規/更新 | 台数 | 理由 |
| 多機能電話 | 更新 | １１ | 既設備には自動転送機能が整備されておらず緊急時の連絡等に対処できないため、更新するもの。
＜内訳＞
○９台
自動転送機能を整備するため更新する。
○２台
自動転送機能に加え災害時等の停電時に
ＩＳＤＮに切替え通電する電話機が必要なため更新する。 |
| ＰＨＳ電話 | 新規 | ６ | 居室外に飛び出した児童の身柄を確保するため新設するもの。 |
| ＰＨＳ電話アンテナ | 新規 | １１ | ＰＨＳ電話の新設に伴い設置するもの。建築面積「５，７５０平方メートル」の広大地に対応するための必要数である。 |
| 電話交換機 | 更新 | １ | 多機能電話の更新及び万が一の故障時の復旧の期待ができないため更新するもの。 |
| ドアホンページングアダプタ | 更新 | １ | 多機能電話の更新に伴い既存の園内放送機能を維持するために必要な備品を更新するもの。 |
| バックアップバッテリ | 新規 | １ | 既設備には整備されておらず災害等の非常時に同機器が稼働しない恐れがあるため新設するもの。 |
| 上記収納ボックス | 新規 | １ |
| Ｍラック | 新規 | １ | 電話交換機等を保護・収納するためボックス |
※一般内線電話は継続使用する。
４ 補正要求額
（１）要求額 ： ２，１５３千円（業者見積による）
（２）節区分 ： 備品購入費
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・庁舎管理のための委託業務を適正に執行。
・営繕課実施の建築物定期点検の指摘事項を措置。
・突発的な機械、建物の故障・修繕を措置。
・厨房棟屋根防水工事を執行。
これまでの取組に対する評価
今後も増加すると考えられる建物・機械設備の修繕を行う等、点検・修理を実施した。