1 補正の概要
新型インフルエンザの発生により、鳥取県新型インフルエンザ対応行動計画(平成21年10月30日策定。以下、行動計画という。)に基づいた対策会議の設置・開催が必要になったことと、抗インフルエンザウイルス薬の備蓄更新に当たり、為替相場の変動及び国の抗インフルエンザウイルス薬の備蓄量が強化されたことにより補正予算要求するもの。
2 事業内容
(1)新型インフルエンザ対策会議
平成25年4月1日に報告された「鳥インフルエンザA(H7N9)」は、中国の上海近郊から発生し、WHOはパンデミックの危険性はないとしていますが、毎日広がりを見せており、都道府県における対応策の検討が必要です。今後、行動計画に基づき対策会議の設置、開催が必要になるため、報償費及特別旅費を要求するものです。
(2)抗インフルエンザウイルス薬更新
今年度、平成18年度に購入したタミフルの更新を予定していますが、以下の理由により補正予算要求するものです。
ア)ユーロの為替相場の上昇により、タミフルの単価が上昇した
当初予算要求時 1ユーロ 115.0円
平成25年度為替 1ユーロ 121.8円
イ)平成25年3月11日付け厚生労働省通知があり、平成21年1月 16日通知備蓄量に5,500人分追加されたことと、タミフル耐性菌の対策としてリレンザの備蓄割合を多くし、タミフル、リレンザ備蓄割合が8:2とされた。これを受け、当初更新計画(23,200人分)を上限とし、25〜26年度の2年間で目標達成することとされているリレンザの備蓄目標を今年度達成することとした。(リレンザの追加備蓄は8,600人分)
3 積算内訳
(1)新型インフルエンザ対策会議
開催回数 2回×3月+1回×9月=15回/年
当課依頼 2人(鳥取、米子 各1名)
ア)報償費 【267千円】
8,900円×2人×15回=267,000円
イ)旅 費 【68千円】
○TV会議使用(6回)を想定
鳥大(湖山)から県庁及び鳥大(米子)から西部総合事務所
○TV会議不使用(9回)を想定
鳥大(湖山)から県庁及び鳥大(米子)から県庁
(2)抗インフルエンザウイルス薬更新 【7,118千円】
当初予算 42,021千円
必要額 49,139千円