現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 福祉保健部の歯周病と糖尿病を予防する!歯科・医科連携推進事業
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:生活習慣病予防対策費
事業名:

歯周病と糖尿病を予防する!歯科・医科連携推進事業

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福祉保健部 健康政策課 健康づくり文化創造担当  

電話番号:0857-26-7202  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算額 1,117千円 1,589千円 2,706千円 0.2人 0.0人 0.0人
25年度当初予算要求額 1,120千円 1,589千円 2,709千円 0.2人 0.0人 0.0人
24年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,120千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,117千円

事業内容

1 背景


    ○歯周病は糖尿病と同じく慢性疾患である。

    ○県民の歯周病有病者率は、40歳以上で81.8%、そのうち重症化している者は、41.7%である。

    年齢区分
    鳥取県(H22)
    全国(H23)
    40〜74歳
    年齢人口(母数)
    265,590人
    100%
    40歳以上歯周病
    罹患者
    217,253人
    81.8%
    86.1%
    重症者
    110,751人
     41.7%
    39.8%
    40〜74歳糖尿病
    有病者
    22,043人
    8.3%
    2,210万人
    予備群
    24,168人
    9.1%

    糖尿病の人は、糖尿病でない人に比べて、中等〜高度の歯周病になる頻度2〜3倍高い

    また、歯周病の進行は早く、治癒は遅いため重症化しやすい

    ○糖尿病と歯周病は因果関係があり、両疾患に罹患している者の場合、同時に治療することが効率的で早期快復につながることから、糖尿病患者又は歯周病患者のうち両疾患の治療が必要と認められる者を歯科医科連携のもと、治療につなげ治癒の効率化を図ることが必要。

    ○しかしながらこの生活習慣病の重症化予防の取り組みとしては、歯科と医科の連携は十分といえないことから、連携体制を構築することが喫緊の課題となっている。

                     データ出典:H22県民歯科疾患実態調査

                          参考資料:糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン

2 目的

歯周病と糖尿病の慢性疾患予防及び重症化予防のため、歯科医
科連携体制の構築を目指し、連携方法の検討を行い、県民の健康

増進に資することを目的とする。

3 事業概要

(1)推進体制検討会の開催(別途、糖尿病対策推進会議で計上) 
  歯周病と糖尿病の重症化予防のための推進体制を構築するため、歯科と医科での連携方策等の検討。

(2)研修会の開催(2回/年)

  研修会は、歯科と医科の関係者に対して歯周病と糖尿病との関係性について研修を行う。

歯周病研修会 1回、 糖尿病研修会 1回

 対象:歯科医師、医師、歯科衛生士、看護師等

(3)普及啓発・情報発信

  ・リーフレット作成検討会(2回)

  ・普及啓発リーフレットの作成・配付

   

4 要求額

1,120千円(単県)
科 目
要求額
(千円)
積算内訳
 旅 費
190
・推進体制検討会委員旅費(別途)
    0円
・研修会講師旅費(歯周病、糖尿病各1回)
   150,000円
・事例発表者旅費  10,000円
・リーフレット作成検討会委員旅費
 @2,500円×6人2回=30,000円
 需用費
450
・事務費  50,000円
・リーフレット印刷 400,000円
 役務費
50
・通信運搬費  50,000円
 報償費
430
・推進体制検討会委員謝金(別途)
      0円
・研修会講師謝金(歯周病、糖尿病各1回)
   200,000円
・事例発表者謝金  120,000円
・リーフレット作成検討会委員謝金
 @9,100円×6人2回=109,200円
合 計
1,120


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


糖尿病予防対策連携強化事業 

●糖尿病は、脳卒中や急性心筋梗塞の重大なリスク要因であり、本県でも基本健診において糖尿病について異常がある者の割合が年々増加。更に平成20年度から始まった特定健診のデータでも、糖尿病予備群や糖尿病有病者の推定数に年々増加の傾向が見られる。

●糖尿病の「初期・安定期」は、合併症予防などのため、十分な患者教育が必要な時期であるが、かかりつけ医の適切な指導やフォローアップが十分になされていない。

●以上のような理由から、県民が安心してかかりつけ医療機関で糖尿病の初期治療が受けられる体制の構築を図ることを目的とし、平成24年度から鳥取県・糖尿病医療連携登録医制度の運用を開始。

これまでの取組に対する評価

●平成24年9月末現在で、登録医数は115人。対象医師への周知が一定程度図ることができ、順調な滑り出しとなっている。

●今後は、登録医の一覧表を作成し、市町村や事業所における健診結果配付の際、糖尿病「要再検」「要指導」「要医療」の者への受診案内に同時配付し、該当者に十分な周知を行っていくことが重要。

●糖尿病と歯周病は密接に関係しているなど医科の分野と歯科の分野の十分な連携体制が必要な疾病である。県民の生活習慣病対策を効果的に取り組むため、歯科と医科の連携体制に踏み込むことが必要。

工程表との関連

関連する政策内容

日々の健康づくりが当たり前に取組まれる「健康づくり文化」の創造

関連する政策目標

いきいきと健康な人生を送るため、食習慣の改善や運動習慣の定着、歯・口の健康維持など、生活習慣病の改善対策を進め、特定健診受診率・歯科検診受診率の向上や生活習慣病死亡者数の抑制を図ります。


財政課処理欄


 各種委員会等の報酬改定に伴い、委託料を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,120 0 0 0 0 0 0 0 1,120

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,117 0 0 0 0 0 0 0 1,117
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0