現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 文化観光局の東アジア多地域連携交流事業
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

東アジア多地域連携交流事業

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文化観光局 交流推進課 ロシア交流担当  

電話番号:0857-26-7240  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算額 4,554千円 9,533千円 14,087千円 1.2人 0.0人 0.0人
25年度当初予算要求額 3,604千円 9,533千円 13,137千円 1.2人 0.0人 0.0人
24年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,604千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:4,554千円

事業内容

1.事業概要・目的

 環日本海定期貨客船、米子−ソウル便、台湾とのチャーター便などが「友好を育み、地域をつなぐ」共通の交通・交流基盤であり、アジアの成長を取り込む「海」と「空」の道であることを広くPRし、利用促進を図る。また、鳥取県が中心となって東アジア地域の相互の関係強化を図りグローバルとっとりチャレンジ」に資する友好的な環境を整備する。

    (1)青少年スポーツ交流事業

     鳥取県と環日本海定期貨客船で結ばれている沿海地方と江原道(北東アジア3地域)の次世代を担う青少年を招へいし、県内青少年との間で、スポーツを中心とした交流行事を実施する。

    (2)海外大学生インターンシップ受入事業

     東アジア地域(台湾・韓国)の大学生に県内観光関連施設で職場体験(研修)事業を実施し、県内受入側(宿泊施設等)のインバウンド対応能力のレベル向上に繋げるとともに、参加大学生にインターンシップ体験をブログ等に掲載してもらうことで、鳥取県観光の魅力等の情報発信を図る。

2.経緯

(1)青少年スポーツ交流事業
・平成22年(2010年)7月、境港〜トンヘ〜ウラジオストクの定期貨客船航路開設1周年を記念して、第1回鳥取県・江原道・沿海地方青少年バドミトン交流大会を鳥取県で実施、平成23年(2011年)9月には江原道で第2回大会を実施、平成24年(2012年)6月に第3回大会を沿海地方で実施。

・これまでの沿海地方・江原道との協議により、本事業は各地域持ち回りで開催することで一致しており、平成25年(2013年)は、2〜3種目のスポーツ交流を鳥取県において開催したいとの希望が両地域から出されている。

(2)海外大学生インターンシップ受入事業

・平成23年(2011)年7月〜8月にかけて、台湾の大学からの提案でモデル的に実施、平成24年(2012年)7月〜8月にかけて県内受入施設側からの要望により、韓国(江原道)の大学を加え実施した。

・県内受入施設、参加大学(学生)側両者から有意義な事業であり、今後も継続して実施して欲しいとの要望を受けている。

3.事業内容

(1)青少年スポーツ交流事業(2,568千円)
・時期:2013年8月頃(8泊9日)

・対象:鳥取県、沿海地方・江原道の青少年

    (沿海地方15名、江原道15名程度を予定)

     【前回実績】平成24年(2012年)沿海地方開催

        鳥取県12名、沿海地方25名、江原道10名

・交流分野:バドミントン交流を含む2〜3種目(前回は1種目)

       スポーツ交流、民との文化・伝統芸能・環境保護 

       体験交流など

(2)海外大学生インターンシップ受入事業(1,036千円)

・時期:7月中旬〜8月下旬(30日程度、予定)
・対象:日本語によるコミュニケーション能力を有する台湾・韓国    大学生30名程度(前回は20名)
・職場体験受入施設:
   県内ホテル、旅館、観光施設、観光協会など
・内容:
   接遇研修、県内観光施設視察、職場体験、成果報告会
   *参加大学生と受入施設を拡充する。

4.経費負担の考え方

(1)青少年スポーツ交流事業
【沿海地方・江原道負担経費】

  鳥取県までの往復渡航費

【鳥取県負担】

  鳥取県内の滞在諸経費、交流経費

(2)海外大学生インターンシップ受入事業

【参加学生負担】

  鳥取県までの往復渡航費、滞在諸経費の一部

【県内受入施設負担】

  鳥取県内の滞在諸経費の一部

【鳥取県負担】

  事前研修(講師)経費

  県内観光施設視察、成果報告会に係る経費

5.所要経費

(1)青少年スポーツ交流事業
 ・スポーツ交流行事運営委託費 2,568千円

(2)海外大学生インターンシップ受入事業 

 ・受入経費(特別旅費、報償費、標準事務費) 1,036千円


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【青少年スポーツ交流事業】
●平成22年(2010年)7月に環日本海定期貨客船就航1周年を記念し、鳥取県と友好交流のある韓国江原道、ロシア沿海地方による青少年バドミントン交流を鳥取県で実施し、2011年9月には第2回を江原道で実施、2012年6月に第3回を沿海地方で実施。

【海外大学生インターンシップ受入事業】
●平成23年度(2011年度)
 台湾の大学からの提案でモデル的に実施
  ・受入人数:台湾大学生17名
  ・受入施設:8つの旅館等
  ・受入期間:7月19日〜8月17日 (30日)

●平成24年度(2012年度)
 県内受入施設側からの要望により、韓国(江原道)の大学を加え実施
  ・受入人数:台湾大学生18名、韓国(江原道大学生)2名
  ・受入施設:8つの旅館等
  ・受入期間:7月17日〜8月24日 (39日間)

これまでの取組に対する評価

【青少年スポーツ交流事業】
●従来、二者間(鳥取県と江原道、鳥取県と沿海地方)で行われていたバドミントン交流を三地域合同で実施することにより、コスト削減に繋がった。また地域の青少年同士の交流を促進することができたと同時に、将来、鳥取県と江原道、沿海地方の交流の懸橋として貢献することができる次世代の人脈形成に繋がった。

●環日本海定期貨客船が「友好を育み、地域をつなぐ」共通の交通・交流基盤であることを広くPRすることができた。

●ミクルシェフスキー沿海地方知事は、国際交流、特にスポーツや青少年交流に力を入れていることから、鳥取県が本事業を継続的に開催していることにより、経済分野を含む幅広い分野の協力関係によい影響を与えている。


【海外大学生インターンシップ受入事業】
●県内受入施設にとっては、学生とのコミュニケーションを通じて、スタッフも刺激を受け職場も活気づき、また、外国人の文化や考え方なども知るきっかけになり、外国人観光客受入対応能力の向上になっている。

●日本独自のおもてなしを学習したり、滞在中に鳥取県内の観光・祭・食に触れてもらうことで鳥取県の魅力を味わってもらい、鳥取ファンを増やすことができた。また、その体験をブログやフェイスブック等に掲載してもらうことで、鳥取県の魅力を発信することができた。

●平成23年(2011年)、平成24年(2012年)度ともに受入施設、大学(学生)側両者から有意義な事業であり、今後も継続して実施して欲しいとの高評価を受けている。

●より効果的な事業ため、職場体験前の接遇マナー研修を充実させるとともに、観光施設などの幅広い分野の受入施設の掘り起こしが必要である。

工程表との関連

関連する政策内容

1 北東アジアの友好交流地域との国際交流の積極的な推進

2 国内外の多様なチャンネル・分野での交流を通じた地域活性化の推進

関連する政策目標

1 A境港、米子空港等を東アジア地域との交流の拠点とし、環日本海地域を中心として、経済・ビジネス活動、文化、青少年、地域活動、スポーツ、研究、大学等の多様な分野でグローバルな幅広い交流を推進します。交流する地域の状況に応じ、双方にメリットのある交流を進めます。

2 E台湾台中市と、官民様々なネットワークを活用し、幅広い分野での交流を支援・推進します。この他にも、アメリカバーモント州等との戦略的交流を促進します。


財政課処理欄


 東南アジア交流推進事業のうち、東南アジア地方自治体幹部の招聘に要する経費、標準事務費については、当事業に計上します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 3,604 0 0 0 0 0 0 0 3,604

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 4,554 0 0 0 0 0 0 0 4,554
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0