(1)顕彰活動の立ち上げ支援(900千円)
全県的に顕彰すべき文化芸術分野の先人の顕彰事業を行う実行委員会等に対し、事業費の助成を行う。
[助成金の交付]
(助成額) 事業費の1/2
300千円×3件
(上限300千円、複数人の顕彰を行う場合500千円)
(条 件) 事業費の最低10%の自主財源を確保すること
(期 間) 最大3年間
◇新規(見込み)の事業
池田亀鑑顕彰事業(補助額 300千円)
補助対象者
池田亀鑑文学碑を守る会(加藤和輝会長)
≪活動概要≫
○平安文学、特に「源氏物語」研究の権威であり、中世古典文学研究において大きな業績を残した「池田亀鑑」を顕彰する団体。
○講演会の開催、また「池田亀鑑賞」(平安文学に関する優れた研究論文の表彰)の授与を平成22年度から開催。
(2)全国発信事業への支援(2,000千円)
顕彰事業のうち、特に全国的な情報発信が見込まれる事業について、助成金の交付を行い活動への支援を行う。
[助成金の交付]
(助成額) 事業費の1/2(上限500千円)
(条件) 事業費の最低10%の自主財源を確保すること
◇尾崎翠フォーラムinとっとり開催事業(補助額 500千円)
補助対象者
尾崎翠フォーラム実行委員会(代表:土井淑平氏)
活動概要
岩美町出身の作家。翠の魅力を広く紹介するため、平成13年度から「尾崎翠フォーラム実行委員会」がフォーラムを開催している。このフォーラムをきっかけに、昭和初期の文壇にひときわ異彩を放ちながらも幻の作家といわれた尾崎翠について、再評価の気運が高まるとともに、県民の尾崎翠に対する認識も定着しつつある。 |
◇放哉の会開催事業(補助額 500千円)
補助対象者
放哉の会(会長:八村輝夫氏)
活動概要
鳥取市出身で明治の末から大正にかけて活躍した自由律の俳人。平成20年度から、「放哉の会」が、全国公募書道展「放哉を書く」を開催。 |
◇鷲見三郎顕彰事業(補助額 500千円)
補助対象者
鷲見三郎メモリアルソサイエティ(会長:野坂百樹)
活動概要
米子市出身のヴァイオリン奏者、指導者。奏者として新交響楽団(現NHK交響楽団)の第1ヴァイオリン奏者を務める。指導者としては千住真理子、佐藤陽子、澤和樹らを育てる。
平成20年11月に鷲見三郎メモリアルソサイエティを民間の有志団体が立ち上げ、門下生のコンサートなどを実施。 |
◇吉田璋也顕彰事業(補助額 500千円)
補助対象者
トットリプロダクツ協議会(チェアマン:福本竜平)
活動概要
日本の民藝運動に大きな業績を残した「吉田璋也」を人文地域資源活用の視点で顕彰するシンポジウムを平成22年から開催。 |