事業概要
水源地域対策特別措置法に基づいた殿ダム水源地域整備計画事業における鳥取市の負担額について、協定に基づく負担割合に従い、下流の受益者（鳥取県、鳥取県企業局、鳥取市水道局）として一部を負担するもの。
平成２５年度の実施事業
国府町地域総合整備事業 518，100千円
平成２５年度の負担額
当該年度事業費（a） 518，100千円
○（第2期） 負担率（ｂ）＝（ａ）×77.0％ 398，937千円
○県負担額=（ｂ）×95.40％ 380，586千円
目的・効果
ダムの建設により、水源地周辺地域の生産機能や生活環境に及ぼす影響を緩和し、関係住民の生活の安定と福祉の向上を図るものである。
背景・現状
平成１１年度３月に水源地域整備計画が策定され、１７事業が盛り込まれた。現在、１５事業に着手し、１３事業が完了した。殿ダム建設事業と事業調整を行い、平成２５年度までに当事業は完了する予定である。
県の負担割合
（１）負担対称率
殿ダム水源地域の整備事業において、市(旧国府町）が、通常、負担すべき金額(国費、県費等の補助金及び交付税等を除く）と市(旧国府町)の負担すべき金額から通常年の公共投資額(ダム建設がなくても計画期間内に当該地域通常投資される金額）を控除した金額との比率で算定する。
第1期事業 72.1％｛= (1,814 - 84.5×6)÷1,814｝
第2期事業 77.0％ {= (1,103 - 84.5×3)÷1,103}
（２） 下流受益者の負担割合
負担割合は殿ダム建設事業に係る基本協定書の負担率を適用
・鳥取県：95.4％
・企業局：2.9％
・鳥取市水道局：1.7％
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
土地改良や農林水産物加工施設等の生産基盤整備、また多目的広場やし尿処理施設等の生活環境の整備など１５事業に着手し、平成２３年度で１５事業が完了。
平成２４年度は国府町地域総合整備事業 殿ダム広場整備を実施した。
これまでの取組に対する評価
地元の意向を踏まえた事業を実施し地域の連帯感や生活の安定等が図られている。