鳥取県手話言語条例(仮称)制定後、教育面における手話に関する環境整備を行う。
○ 現在実施している鳥取聾学校における手話講座の開催や、外部の手話研修会等への参加を充実させることにより、教職員の手話技術の向上による教育内容の充実を図る。また、PTA会議、職員会議等へ手話通訳者を派遣し、ろうの保護者やろうの教職員に対し、より正確な情報提供を行う。
○ 条例制定に伴い、学校教育におけるろう及び手話に対する理解を深めるため、鳥取聾学校教職員による出前講座や、他校との交流学習を充実させる。
○ 手話教育推進検討委員会を設置し、学校教育において児童及び生徒がろう及び手話に対する理解を深めるための学習教材等を作成する。【新規】
○ ろう児等が手話を獲得・習得するために、ろう児等の家族や身近な人たちに手話に関する十分な情報提供や支援が必要であり、また、ろう児等が手話を獲得・習得していくため、学校で手話を使って学習する環境の整備が必要である。
・鳥取聾学校地域支援部による保護者支援の充実
・学校における教職員の手話に関する知識・技能のスキルアップ
○ 鳥取県手話言語条例(仮称)の目的である「県民及びろう者が相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する地域社会の実現」に向けて、学校教育においても児童生徒が手話に対する理解を深めていくことが必要である。