1 事業概要
耐震改修等工事完了後の県立鳥取西高等学校への車両等の進入路を確保するため、旧鳥取市武道館弓道場跡部分に車両の通行が可能な通路(南通路)を整備する。
また、耐震改修等の工事を行うに当たり、必要となる周辺所在の住宅等への工損損害補償に係る事前調査を実施する。(対象件数:38件)
2 事業内容
(1)南通路の整備
鳥取市が行う鳥取城大手登城路復元整備により、現在、県立鳥取西高等学校への車両等進入路となっている大手橋を含む正面通路の車両の通行が出来なくなるため、その代替として、南通路を整備する。
※南通路は工事期間中の工事車両用通路ともなるため、整備スケジュール上、今年度中の工事着手が必要
(2)工損事前調査の実施
耐震改修等工事の実施により、工事区域周辺に所在する建物に対する工事を起因とした損害の補償が必要となるため、工事区域から一定の範囲内にある建物に対して事前調査を行う。
3 要求額内訳
【9月補正要求分】 (単位:千円)
区分 | 25年度 | 26年度 | 計 |
工損事前調査委託費 | 7,235 | 0 | 7,235 |
南通路整備費 | 68,000 | 102,000 | 170,000 |
合計 | 75,235 | 102,000 | 177,235 |
※H25年度は、整備費総額の前金として4割分としている。
4 スケジュール
5 今後の整備予定内容及び整備概算額
◎今後の整備予定内容及び整備概算額は下記のとおり
(ただし、進捗状況、積算精査等により要求額等に変更も有)
整備予定額 3,932,953千円(H25.11月補正〜H30)
○H25年11月補正 or H26年度当初予算 1,308,935千円
・仮設校舎、第3校舎改修他
・南通路整備費(継続)
・工事監理等委託
○H27年度当初予算 775,248千円
・芸術棟、EV棟新築、第1・2校舎・体育館改修他
・工事監理等委託
○H28年度当初予算 1,236,748千円
・芸術棟、EV棟新築、第1・2校舎・体育館改修他
・工事監理等委託
○H29年度当初予算 600,755千円
・部室、駐輪場新築、外構整備他
・第1グラウンド整備
・工事監理等委託
○H30年度当初予算 11,267千円
・改修に伴う家屋の工損事後調査
※整備予定総額 4,167,139千円 (H24〜H30)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○H22.8〜 鳥取西高等学校整備のあり方検討会を設置し、計6回にわたって検討(学識経験者、学校・行政関係者等)
○H23.8.9 鳥取西高等学校整備のあり方検討会座長が教育長に検討結果を報告
○H23.9.6 定例教育委員会で整備の方向性について協議
○H23.9.16 県議会常任委員会で定例教委での検討概要を報告
○H23.10.24 定例教育委員会で整備方針(素案)について協議
○H23.11.29 県議会に鳥取西高同窓会・PTAが「鳥取西高等学校の耐震改修整備にあたり移転を前提としないことについて」の陳情書を提出
○H23.11.29 県議会常任委員会で整備方針(案)について報告
○H24.7.4 県議会に提出されていた陳情が趣旨採択と決定される
○H24.8.10 教育長と文化庁長官が面談
○H24.8.21 県議会常任委員会で文化庁長官との面談、及び耐震改修等基本設計の概要について報告
○H24.9.3 文化庁に現状変更許可申請書を提出
○H24.11.16 文化庁から現状変更が許可される
◯H24年度11月補正予算、H25年度当初予算で校舎改築に係る実施設計、南通路・グラウンド、テニスコート測量設計、地質調査委託が計上される(H24〜H25)
◯H25年度6月補正でテニスコート整備費が計上される
これまでの取組に対する評価
学校運営等に配慮しながら、早期の整備に努めている。