(1)中央病院本館は築後37年を経過し、施設設備の老朽化が進むとともに狭隘化が顕著で病院機能の向上にも支障が生じる状況にある。(平成23年5月 耐震工事完了)
(2)この現状から、平成23年度決算審査特別委員会において、早急に検討委員会を立ち上げて建て替えの議論を始めるよう文書指摘されたところ。
(3)一方、平成23年11月策定の地域医療再生計画における中央病院と鳥取赤十字病院の機能分担をさらに発展させ、東部医療圏の医療高度化を推進することを目的に、平成25年1月28日に鳥取県知事と日本赤十字社鳥取県支部長との間で「鳥取県東部保健医療圏の医療の高度化に向けた病々連携の推進に関する協定」を締結した。
(4)これらを踏まえながら、県立中央病院が引き続き東部医療圏の中核として、高度急性期医療を責任を持って提供していくため、平成25年4月に院内プロジェクトチームを設置し、機能面の強化、効率的な施設配置、防災対策など改築に向けた基本構想策定に着手する。