・鳥取県産魚PR推進協議会では、「白イカ」を夏のブランドとして売り出し中。県外観光客等の認知度があり、飲食店等需要側からの活イカ供給のニーズは非常に高い。
・しかし、供給は県内2漁港の11隻のみであり、不足分は山口産など県外に依存されている。
・燃油高騰、魚価安、高齢化により沿岸漁業の経営は不安定であり、漁業者は水産物の付加価値の向上策を模索。
・活イカの供給増は需要・供給双方の利益が合致するが、現在、漁獲〜出荷まで確立された技術がなく、不十分。
・その活イカが安定して提供できない理由の主な原因は魚に比べ て弱く、扱いが難しいことにある。
・漁獲から出荷までどの段階で問題があっても活イカの提供はできないため、船上での取り扱い、陸上での備蓄での取り扱い、輸送技術について、技術を確立する必要がある。