現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 福祉保健部の鳥取療育園外来分室改築工事
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉施設費
事業名:

鳥取療育園外来分室改築工事

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福祉保健部 子ども発達支援課 -  

電話番号:0857-26-7151  E-mail:kodomoshien@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算額(最終) 0千円 0千円 0千円 0.0人
24年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:13,486千円    財源:単県   復活:13,486千円

一般事業査定:ゼロ 

事業内容

1 要求内容

 鳥取療育園では、外来分室棟(エルマー)で自閉症等発達障がいのある未就学児童に対する療育指導や保護者の相談を受けているが、利用者ニーズ等の増加に伴い狭隘化していることや療育園本館と離れているため利便性が低いことに加え、老朽化が進み、雨漏りするなどの問題が発生している。

     一方で、本館利用者の重度化等に伴い、車椅子やバギーなどの利用が増え、本館におけるこれら物品の収納スペースが狭くなり、業務に支障をきたしている。
    このため、鳥取療育園本館横に新たに外来分室棟の移転改築整備を行う

2 鳥取療育園の施設概要等

(1)施設の概要
区分
本館
外来分室
所在地鳥取市江津260鳥取市江津730
階層1階2階
構造RCプレハブ
用途医療型児童発達支援センター、
医療機関、
地域療育支援機関
児童発達支援事業
床面積(平方メートル)646.63246.14
その他・昭和50年築
・平成16年増築
・会議室として平成8年築
・平成19年度から使用

(2)外来分室棟の問題点

・狭隘化している。

・会議室としての建物の構造上、機能訓練(運動)をする床に適していない。(床がたわむ、音が響く)

・外壁が劣化し、子どもたちが使用する部屋も雨漏りがする。

・本館と離れており、診断時に一旦外に出て移動しないといけない。

・発達検査を実施する部屋や検査後、録画した映像を再生し採点する場所がないため、本館の相談室等で代用している。

・個別相談を行う部屋がないため、教材準備室の一角を使用している。


(3)本館の問題点

・収納スペースが少なく、理学療法室や通路に、バギー、車椅子、 座位保持装置等が置かれており、安全面で問題がある。(一部は東部福祉保健局に保管)
・会議をしたり来園者と応対する場所や研修を実施する場所がないため、その都度、保育室等空いている部屋を使用している。

3 整備概要

区分
現 状
移転後
所在地鳥取市江津730
(本館から離れている)
鳥取市江津260
(本館に隣接)
階層2階2階
構造プレハブ造
(会議室として平成8年築)
木造
用途児童発達支援事業児童発達支援事業
床面積(平方メートル)246.14約390
主な機能指導訓練室、機能訓練室、研修室、教材準備室、指導訓練室、機能訓練室、研修室、教材準備室、相談室、判定室、モニタールーム、倉庫

【主な改良点】

・機能(面積)を拡充するもの

  指導訓練室、機能訓練室、研修室

・機能を新設するもの

  相談室、判定室、モニタールーム、倉庫

・本館に隣接して改築することにより、利用者の利便性が向上

4 要求額

事業費 13,486千円
  内訳  基本・実施設計委託費  9,105千円
       地質調査費         4,381千円

5 総事業費

総事業費  215,240千円
区分
事業費
合計
平成25年度
平成26年度
設計委託費等
13,486
6,084
19,570
建築工事費等
195,670
195,670
13,486
201,754
215,240
※26年度の設計委託費等は工事監理費等。

6 事業の背景

鳥取療育園は、昭和50年に肢体不自由児通園施設として開設された施設である。 
 近年の多様化するニーズや発達障がいに対応するため、現在では、(1)医療型児童発達支援センター、(2)医療機関(診療所)、(3)児童発達支援事業所、(4)保育所・幼稚園への支援等を行う地域療育支援機関として、自閉症等発達障がいや言語障がい等に対する支援を実施するなど、順次対象者や事業を拡大している。
 鳥取療育園については、「平成21年度決算審査特別委員会」において「狭隘化している施設についても現在地周辺への移転も含めた検討を行う必要がある」と指摘を受けており、また保護者からも施設の充実を求める声があったことから、この度、本館横に整備するものである。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

昭和50年6月  肢体不自由児通園施設として運営開始
平成5年4月   肢体不自由児外来療育相談事業開始
平成12年4月  障害児地域療育支援事業開始、コーディネーター1名配置
平成16年2月〜12月  増改築により理学療法室、作業療法室、言語聴覚室を設置
平成17年4月  発達障がいに関する外来診察開始
平成17年度   自閉症協会が行っていた自閉症療育を県事業として引継ぎ、旧積善学園で開始
平成19年4月  自閉症療育の実施場所を現在の外来分室に変えて 実施
平成20年4月  自閉症療育を児童デイサービス事業所として実施
平成22年12月 決算審査特別委員会で「鳥取療育園について」で医師の人材確保や職員の充実、狭隘化している施設に関する文書指摘
平成24年4月  児童福祉法、障害者自立支援法改正により、肢体不自由児通園→医療型児童発達支援、児童デイサービス→児童発達支援と名称変更
平成24年7月〜8月 本館改修工事により待合室、カルテ庫を設置

これまでの取組に対する評価

当初は、肢体不自由児通園施設として運営開始されたが、ニーズ増加に対応するため、対象者及び事業を拡大している。
 平成16年度の増改築により理学療法室等を新設するなど、順次施設、設備の改善を行ってきたが、元々が肢体不自由児施設であることから、近年、特に増加している発達障がいに関するニーズに充分に対応できる施設、設備になっていない面がある。
 また、診察待合室がなく、受診者には通路で待っていただいていたり、児童発達支援の機能訓練室等が狭隘であるなどの問題点を平成22年12月の決算審査特別委員会において文書指摘されたところである。これらに対応するため、平成24年度に待合室及びカルテ庫を新設したところである。
 なお、決算審査特別委員会から、医師をはじめとした人材確保や職員数の充実を図ることについても、指摘を受けており、今後とも、利用者のニーズに応えることができるよう施設面や事業面について整備を行うことが必要である。

財政課処理欄


 今後、中央病院の機能強化整備基本計画の策定が本格化することから、その検討状況をにらみながら、改めて整備計画を検討してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 13,486 0 0 0 0 0 0 0 13,486
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 13,486 0 0 0 0 0 0 0 13,486
要求総額 13,486 0 0 0 0 0 0 0 13,486

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0