○農業大学校は平成23年度から新カリキュラムに移行し、従来から力を入れていた「生産から販売までの一貫した教育」に加え、6次産業化、地域活動の取組を進めている。
○非農家出身の学生が5割程度となっており、入学以前に農業農村の現場や農業者に触れ合った経験のない学生が多くなっている。
○一般社会人の間には「農業」への関心が高まっており、都市からのIJUターン中途退職者の増加が見込まれ、「ものの豊かさ」から「自然と共生した心の豊かさ」を求める「帰農」時代が一層進展するものと思われる。
○こうした背景の中で、農業の人材養成機関として農業大学校への期待はさらに大きくなってきている。