事業名:
みんなでやらいや農業支援事業
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農林水産部 農政課 企画調整室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
25年度当初予算要求額 |
352,423千円 |
26,215千円 |
378,638千円 |
3.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
24年度当初予算額 |
183,401千円 |
29,770千円 |
213,171千円 |
3.7人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:352,423千円 (前年度予算額 183,401千円) 財源:単県
事業内容
1 事業目的
市町村、農協が地域の農業を核とした「がんばる地域プラン」を作成し実現に向けて総合的に取り組むこと、意欲的な農業者が「がんばる農家プラン」を作成し実現に向けて取り組むことにより、生産拡大などによる地域の活性化や雇用の創出を目指す。
2 事業内容・要求額
(1)がんばる地域プラン事業
広域、市町村、旧村地域、集落といった「地域」において、徹底した話し合いなどによる農業を核としたプラン作成に対し支援を行うとともに、プラン内容の実現のため総合的支援を行う。
ア プラン策定事業(平成24年度〜26年度)
広域、市町村又は旧村地域、集落が農業を核とした「がんばる地域プラン」を作成するための経費を補助する。
予定地区数:30地区/3ヶ年予定(10地区/年予定)
実施主体:市町村、農協
区分 | 補助率 | 事業費上限 | 予定地区数/年 |
広域 | 1/2 | 100万円 | 1 |
市町村 | 100万円 | 2 |
旧村地域 | 50万円 | 2 |
集落 | 20万円 | 5 |
平成24年度採択実績
区分 | 採択地区数 | 実施主体 |
広域 | 1 | JA鳥取西部 |
市町村 | 2 | 琴浦町、江府町 |
旧村地域 | 2 | 鳥取市、北栄町 |
集落 | 1 | 南部町 |
【がんばる地域プラン審査会】
事業実施主体が作成したプラン等を外部審査員を加えた「がんばる地域プラン審査会」において審査し、基本計画の採択先(6月)及びプランの認定(12月)を決定する。
年度 | 外部審査員数 | 内部審査員数 | 合計 |
平成24年度 | 5 | 1 | 6 |
平成25年度要求額
・プラン策定事業補助金 2,500千円
・審査員報償費 110千円
・審査員特別旅費 9千円
[がんばる地域プランの内容]
当該地域の農業を核とした総合的な振興についてプラン化を行う。
(H24年度採択プラン例)
・白ねぎ、ブロッコリー産地再構築に向けた取り組み。
・地域産物であるコンニャクなどを中心に、中山間地における
産物の育成
・果樹産地の継承に向けた支援制度の構築。 |
※補助事業を利用する場合は、国事業、他事業で対応できるも
のは、既存事業で取り組むこととする。
イ プラン支援事業(平成25年度〜31年度)
1年間かけて作成した「がんばる地域プラン」の実現に向け、体制整備のための推進活動や施設整備などの補助を総合的に行う。
実施主体:市町村、農協、任意組織、市町村農業公社
社会福祉法人、市町村が設立した法人
事業対象:農業、特用林産物に関する事業
※土地基盤に関する整備、畜産(耕畜連携除く)に関する事業は対象外。
実施期間:最長5カ年/地区
※プラン策定事業実施の翌年度から実施
区分 | 補助率 | 事業費上限 | 基本事業期間 |
広域 | 県1/3
(ソフトは1/2)
市町村1/6 | 3億円 | 5年 |
市町村 | 3億円 | 5年 |
旧村地域 | 1億円 | 5年 |
集落 | 3千万円 | 3年 |
※既存事業で取り組めない内容について支援。
平成25年度要求額
・プラン支援事業補助金 122,870千円
6プラン予定
地域区分 | プラン主体 | プラン名 |
広域
市町村
〃
旧村地域
〃
集落 | JA鳥取西部
琴浦町
江府町
鳥取市
北栄町
南部町 | 2大特産野菜の産地力増強プラン
未来をひらく農のまちづくり
奥大山江府町農業活性化プラン
未来につなぐ鹿野町農業振興プラン
北栄砂丘地農業活性化プラン
次世代につなぐ果樹産地リレープラン |
(2)がんばる農家プラン事業(平成24年度〜28年度)
意欲的な農業者や法人、任意組織が作成した「がんばる農家プラン」に基づいて行う創意工夫を生かした取組に対し、市町村とともに支援を行う。
実施主体:農業者、農業法人、任意組織(構成員が10名以下)
補助率 | 事業費上限 | 事業期間 |
県1/3
市町村1/6 | 個人 900万円/年
法人 2,100万円/年
任意組織 2,100万円/年 | 3年 |
※チャレンジプラン支援事業(平成16年度〜平成23年度)の組み替え
既認定プランは、チャレンジプラン支援事業の内容で実施
※JA生産部のプランは、がんばる地域プランとの内容重複はできないものとする。
平成24年度採択実績
年度 | プラン数 | 補助金額 | 備考 |
平成24年度 | 61 | 161百万円 | 予定を含む |
【がんばる農家プラン審査会】
農業者等が作成したプランを外部審査員を加えた「がんばる農家プラン審査会」(総合事務所農林局毎)において審査し、プランの採択可否を判断。
局名 | 外部審査員数 | 内部審査員数 | 合計 |
東部農林局 | 5 | 2 | 7 |
八頭農林局 | 6 | 1 | 7 |
中部農林局 | 4 | 1 | 5 |
西部農林局 | 5 | 1 | 6 |
日野農林局 | 5 | 2 | 7 |
合計 | 25 | 7 | 32 |
※審査員数は、平成24年度実績
平成25年度要求額
区分 | 計画プラン数 | 要求金額 |
新規 | 継続 | 計 |
がんばる農家
プラン事業 | 40 | 32 | 72 | 226,076千円 |
※継続は、チャレンジプラン支援事業の継続分含む
・審査員報償費 738千円
・審査員特別旅費 122千円
3 事業の背景
これまでの施策は、品目を限定した、担い手(個人、法人)に対する取り組みが主体となっており、広域的な産地育成に対する支援や小規模農家、高齢者などへの支援を望む声があった。
また、近年、広域的な産地育成など地域振興について市町村など関係者による話し合いの場が少なくなっており、総合的な地域振興の青写真が描けていない状況もみられるた。
<ポイント>
○「がんばる地域プラン」と「がんばる農家プラン」により、より多面的な取り組みが可能となり,総合的な地域活性化につながる。
○市町村やJAなどが中心となって「がんばる地域プラン」を作成することによる面的な活性化策となる。。
○「がんばる地域プラン」は、1年かけて地域農業を核とした活性化に向け農業者、商工業、観光、女性会などのアイデアを集約。
○「がんばる地域プラン」は、幅広い人と農地をリストアップし、具体的なプランを作成し、団体毎に役割を明確化し、年次毎に着実に実践。
○農業を核としながらも小規模農家や高齢者などを巻き込んだ地域振興が期待出来る。
○地域自らが地元の農地などの将来方向について考える機会となる。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成16年度からチャレンジプラン支援事業を創設して、元気で意欲ある農業者等が作成したプラン内容の実現に向けて市町村と連携して支援を行ってきた。(平成16〜23年度の新規支援プラン数:334)。
平成24年度には、チャレンジプラン支援事業を組み替え、がんばる農家プラン事業とするとともに、市町村やJAが作成した地域の農業を核とした総合的な振興プランを支援する、がんばる地域プラン事業を創設した。
初年度である平成24年度には、がんばる地域プラン事業として6プランを採択した。
<がんばる農家プラン事業の主な取組>
・新規導入作物による経営発展
・法人等の規模拡大による雇用増加
・高性能機械導入による省力化
<がんばる地域プラン事業の主な取組>
・JA生産部を中心とした産地の生産規模拡大
・新たな地域産品の育成による地域活性化
・果樹産地継承、発展施策の展開
これまでの取組に対する評価
○平成23年度までのチャレンジプラン支援事業の組み替えであるがんばる農家プラン事業は、補助事業のメニュー等が無い事業であり、農業者等の作成したプランに基づき支援を受けることが可能となるため、事業導入者からの評価は高い。
○加えて、平成24年度に創出したがんばる地域プラン事業では、地域に視点をおき、活性化や雇用創出につながる取り組みを支援することとしており、今後の展開が期待できる。
○個に視点をおいた取り組みと地域に視点をおいた取り組みを行うことにより、地域における農産物振興及び農業を核とした地域活性化に資するものと思われる。
工程表との関連
関連する政策内容
がんばる地域プラン事業の推進による地域農業の活性化
関連する政策目標
がんばる地域プラン作成推進
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
183,401 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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0 |
0 |
183,401 |
要求額 |
352,423 |
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352,423 |