これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<目標>
養成課程学生を対象に、農業に関する知識・技術及び近代的な農業経営を実践する能力を養い、次代を担い指導的役割を果たしうる人材を養成する。
<取り組み>
・社会情勢の変化に即してカリキュラムの改変を行い、6次産業化の視点から農大ブランド商品の加工開発、地域貢献の視点からボランティア活動等への参加を必須化した。
・農業に関する知識・技術を体系的に習得するための講義・実習による実践教育を実施した。
・この他、農業に関連した著名な講師による公開講座や先進農家による「実践農家の経営と展望」講座の開設、一般県民を対象とした聴講制度の実施、流通販売実習として「農大市」や量販店での農大産農産物の販売を実施した。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
・教育計画に基づき専門的な知識・技術の習得を目指しているが、自ら判断し行動する意識や力の不足が懸念された。
・特別講義(オープンカレッジ、実践農業者講座)の開催により、最新の知識や技術等について学生の理解、関心が深まった。
・聴講制度では、聴講者数が減少傾向にあり、今後は情報提供や開催方法などについて見直しが必要である。
・農大市(年6回)及び校外での販売実習(イオン日吉津店、わったいな、中部フェスタ等)により、消費者心理を意識した販売対応を学ばせられた。
・H23年度の学生の就農状況は、非農家出身者が多い中、農業法人等への就職者の増加により就農率は48%に達した。今後も、農業法人との情報共有などによりいっそうの就農推進に努める。