1 事業概要
東京・大阪に定住促進コーディネーターを引き続き配置するともに、大学等に進学した学生やその保護者に県内就職情報を積極的に提供することで、本県へのIJUターン就職の促進を図る。
2 事業概要
(1)定住促進コーディネーターの配置<継続>
IJUターン就職については、スタッフを東京、大阪に配置することで、相談者の状況を的確に把握し、相談の着実な積み重ねを行う。
また、日ごろから大学等の訪問を重ね、大学の就職担当窓口との綿密なパイプを構築することで、各種の就職フェア実施の際、学生への周知を的確に行う。
○配置人数
・就職相談担当 2名(東京、大阪各1名)
・大学訪問担当 1名(大阪)
○業務内容
・IJUターン就職に関する相談、情報提供、無料職業紹介
・大学の就職支援部門や本県出身学生への県内就職情報の提供
(2)県外に進学した学生のUターン促進
Uターン就職を希望する県外大学等に進学した本県出身者についても、確実に情報が届くよう保護者や学生に県内企業情報等を直接郵送する。
○保護者宛ての県内就職情報の送付<継続>
大学・短大等に進学した学生の保護者に本県就職情報を郵送するとともに、人材バンクへの登録を促進する。(進学初年度から送付)
○スマートフォン向け就職情報ポータルサイトの開設
<新規>
就職活動中の情報収集にスマートフォンを利用する学生が増加していることから、ふるさと鳥取県定住機構の就職情報サイトをスマートフォン対応に改修する。
(3)人材バンクの活用促進<新規> ※雇用基金活用
求職登録者と求人企業のマッチングの精度を高めるとともに、より専門的な分野の人材のマッチングを促進することで、バンク登録及びマッチングの質を上げる。
○人材バンクマッチング担当の非常勤職員を配置
人材バンク登録者と定期的に連絡を取りながら、登録内容を常に最新の情報に更新するとともに、登録者について、資格、経歴、UJIターン希望時期等の情報を整理し、県内企業が求めている人材を登録者の中からすぐに紹介できるよう、人材バンクマッチング担当の非常勤職員を配置する。
○人材情報の企業への提供
バンク登録されている人材を積極的に県内企業に周知して、マッチングを促進するため、ニーズに合わせた人材情報を企業に送付する。
3 所要経費
(1)定住促進コーディネーター配置・スマートフォン向けサイト開設
○委託料 14,049千円(11,655千円)
13,380千円×1.05=14,049千円
【内訳】
・定住促進コーディネーター人件費 11,135千円
コーディネーター人件費 3,711,450円/人×3人=11,135千円
・就職情報サイト改修 2,245千円
(2)保護者宛ての県内就職情報の送付
○枠外標準事務費(役務費) 406千円(0)
・送付人数 H24春卒業 1,133人
H25春卒予定 1,400人
計 2,533人
・保護者への情報送付料
80円×2,533人×2回=406千円
○標準事務費(印刷製本費) 203千円(0)
(3)人材バンクマッチング担当職員の配置(緊急雇用基金)
○委託料 3,455千円(0)
3,290千円×1.05=3,455千円
【内訳】
・人件費 2,443千円
・事業費 847千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
東京、大阪に定住促進コーディネーターを配置して無料職業紹介を行うなど、IJUターン就職希望者の就職を支援。
今年度から、県内高校を卒業して大学等に進学した学生の保護者宛に県内就職情報を郵送することで、県外に進学した学生のUターン就職を支援。
これまでの取組に対する評価
大阪に大学訪問担当の定住促進コーディネーターを配置したことで、大学の就職支援担当とのパイプが強化できた。
今後は中国5県で連携して大学を訪問するなど、大学とのパイプの強化に努めていく。
IJUターン就職を促進するため、県内企業情報が広くIJUターン希望者に届くよう取り組みを進めていく。