当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:総務管理費 目:会計管理費
事業名:

会計管理事務費

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会計局・庶務集中局 会計指導課 会計指導課指導・会計管理担当  

電話番号:0857-26-7437  E-mail:kaikeishidou@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算要求額 21,827千円 81,823千円 103,650千円 10.3人 2.2人 0.0人
24年度当初予算額 22,724千円 82,874千円 105,598千円 10.3人 2.2人 0.0人

事業費

要求額:21,827千円  (前年度予算額 22,724千円)  財源:単県 

事業内容

1 概要

地方自治法第170条に基づく会計管理者の職務権限である会計事務のうち、現金、有価証券及び物品の出納保管、現金及び財産の記録管理、決算の調製並びに国費に係る事務等に要する経費である。

    また、会計事務の適正な執行を図るため、指導・監督・研修を行うための経費である。

2 事業概要

(1)現金、有価証券及び物品の出納保管
○県税、交付税などの歳入現金及び基金に属する現金を最も確実かつ有利な方法で出納及び保管する。
○県税や県営住宅家賃、貸付金などを収納することに対して金融機関等に手数料を支払う。
○公有財産である有価証券を保管する。

(2)現金及び財産の記録管理
○現金収支及び財産の変動を記録して管理するための財務会計収納データの作成を委託している。

(3)決算の調製
○鳥取県一般会計・特別会計の決算状況を審査に付するための書類を作成する。あわせて、決算審査特別委員会に提出する資料の取りまとめ、関係書類の審査を行う。

(4)国費事務
○国の法定受託事務として、国費の歳入歳出に係る会計事務を行う。

(5)会計(物品に係るものを除く。)の監督
本庁及び出納機関における会計等処理の指導及び会計研修の実施、会計検査の実施、規則の改正、出納員等の任命

(6)指定金融機関、指定代理金融機関及び収納代理金融機関に関すること
指定金融機関等の指定及び規則の改正

(7)地方自治法第243条の2に規定する職員の賠償責任に係る事務
現金(有価証券)、物品などの亡失損傷事故に係る職員の賠償責任審査に関する事務

(8)鳥取県政府調達苦情処理委員会に係る事務
鳥取県政府調達苦情処理要領に定める、政府調達に係る苦情申立て及び処理状況の取りまとめ、概要の公表

3 所要経費

単位:千円
区分今年度予算要求額
(前年度予算額)
備考
人件費
4,918
(4,896)
非常勤職員2名
特別旅費・報償費
427
(427)
政府調達苦情検討委員会経費
委託料
8,784
(8,784)
収納状況データ作成業務委託8,484
不用品廃棄処分委託300
標準事務費
7,698
(8,617)
合計
21,827
(22,724)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<目標>
・適正な会計事務の執行を指導
・効率的な資金運用
・早期の国庫金受入
<取組>
・収入支出予定額データーベース及び基金運用データベースを導入し、資金管理の効率化と基金の運用情報の共有化・事務の簡素化を進めている。
・平成21年1月に会計検査院において、農林水産省・国土交通省所管の国庫補助事業の事務費検査が行われ、国会報告において、平成15年〜19年における不適正経理処理を指摘された。これをふまえ、物品購入について会計検査院と同様の自主調査を実施した。(調査結果は21年12月報道)これを踏まえ、会計規則等の見直しを行い、再度の周知徹底を図っている。

これまでの取組に対する評価

・決算事務は業務量が多く、時間外勤務等に繋がりやすい。庁内各所属との連携を深め、スケジュール管理を行うなど、決算事務の省力化・迅速化を進める必要がある。
・資金予測の精度向上と基金管理者との意思疎通が円滑化した。
・会計事務処理の誤りを防ぐために、継続して実地検査や研修の充実を行っており、不適正事例の減少など一定の成果は上がっているが、職階・経験年数に応じた段階別研修など、きめ細かな指導が今後も必要である。

工程表との関連

関連する政策内容

(1)会計職員の事務処理能力の向上
(2)会計職員(出納員・会計員)研修及び個別業務研修の実施
(3)資金残高予測の精度向上及び基金の債券運用検証
(4)インターネットによる公有財産の売却

関連する政策目標

(1)規則等の随時見直し、改正を行うとともに、「会計局のお知らせ」(会計事務の留意点)を充実させる。
(2)不適切な会計処理の防止に重点を置いた研修、新たに会計事務に従事する職員を対象とした研修の充実
(3)収入支出予定額データベースの適切な運用、債券運用の検証及び効率運用の増
(4)新たな財源確保策としてインターネットによる公有財産の公売を行うこととする。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 22,724 0 0 0 0 0 0 24 22,700
要求額 21,827 0 0 0 0 0 0 20 21,807