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平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:総務管理費 目:県外事務所費
事業名:

「鳥取自動車道全線開通」をきっかけとした観光客誘致の推進

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総務部 関西本部 観光・情報発信チーム  

電話番号:06-6341-3955  E-mail:kansai@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算要求額 16,628千円 3,972千円 20,600千円 0.5人 0.0人 0.0人
24年度当初予算額 13,950千円 4,023千円 17,973千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:16,628千円  (前年度予算額 13,950千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

本県の観光客誘致にとって、非常に大きな商圏である関西圏において本県の認知度や好感度向上並びに誘客促進を図るため、「鳥取自動車道の全線開通」という機会を活用し、本県と鳥取自動車道の魅力を幅広く発信する。

2 事業背景

県外からの観光客の約7割が自家用車利用であることや鳥取自動車道が全線開通することを踏まえ、本事業を実施する。


    (1)観光入込客数(宿泊客数)の伸び悩み
    ・ゴールデンウィークの観光入込客数が前年比△4%となり、伸び悩みを見せている。
    ・宿泊客数は、東日本大震災前のH22との比較で△7.8%となっている。

    (2)関西圏は本県の観光客誘致にとって、非常に大きな商圏である。
    ・観光入込客数の約26%が関西圏から(地区別で第1位)
    ・関西圏から本県へ訪れる観光客の観光消費額は、約497億円と推計(全体の約36%、前年比+99億円)

    (3)本県の認知度や好感度向上を図る効果が期待できる。
    ・関西における本県の認知度向上の余地は大きい
    ・「鳥取県は遠い」という意識が根強く「鳥取自動車道」の知名度はまだ低い。

    (4)他県も関西圏でのPR活動を大変な熱意を持って実施しており、本県も積極的な取り組みをしないと政策目標の達成が難しくなる。
    ・くまモンミリオンプロジェクト等を活用したPR(熊本県)
    ・「おしい!広島県」をキャッチフレーズとした「全力歓迎課」によるPR(広島県) など。

    (5)本県をPRする好機である
    ・「まんが王国とっとり」や「山陰海岸ジオパーク」などが全国的な話題となった。
    ・「鳥取グリーンウェイブ」や「関西広域連合」での関西圏自治体との連携など「関西圏で本県を印象づける」きっかけが非常に多い
    ・鳥取自動車道全線開通により、関西圏からの交通アクセスが向上する など。

3 事業内容

鳥取自動車道の認知度はまだまだ低く、「無料」であることの認知度も広く浸透していない。「全線開通」を広く周知させることで本県に向けた旅行の動機付けのため、関西で特色ある媒体や鳥取自動車道利用が想定される客層を訴求対象とする媒体で、様々なPRを行う。複合的なメディアミックスによる相乗的な情報発信を行う。

(1)SAでのPR
パンフレット配架により、本県のPR(認知度向上、魅力・イベント・旬の情報の発信)を行い、誘客促進につなげる。

○パンフレット・リーフレット配架
訴求対象:高速道路利用者全般
配架場所:関西圏のSA等
実施内容:SA4カ所、通年、3枠
所要経費:1,890千円

○イベントでのPR
訴求対象:SAを利用するファミリー層
実施場所:関西圏のSA・ガソリンスタンド等
実施内容:年間2回(鳥取自動車道全線開通PR、冬の温泉PR等)
所要経費:988千円

(2)PR活動と連動した媒体広告の活
○悠遊West
訴求対象:高速道路利用者全般
テーマ :行きたくなる鳥取(近くなった鳥取を旅する)
ねらい :鳥取自動車道のPRを通じた観光誘客を図る
実施内容:年間3回(上期)
所要経費:7,200千円

○専門情報誌(例:あまから手帖)
訴求対象:熟年の食や旅に興味のある層
テーマ :近くなった鳥取で食する
ねらい :食の専門誌での露出で身近においしい食をもつ本県があることをPRする
実施内容:1回1ページ
所要経費:1,050千円

○旅情報誌(例:夏ぴあ)
訴求対象:ドライバー、車による旅行者(若者)
ねらい :鳥取自動車道のみならず、ポストまんが博イベントやとっとりグリーンウェイブのPRを通じ、宿泊観光客の誘客を図る
実施内容:夏号、1回8ページ、別途抜き刷り活用(ポストまんが博イベントPR)
所要経費:4,000千円

(3)レンタカーとタイアップしたPR
関西のレンタカー会社と連携して、レンタカー利用者へのスマートフォンを活用したスタンプラリー等により、本県のPR(認知度向上、魅力・イベント・旬の情報の発信)を行い、誘客促進につなげる。観光連盟や県内企業と連携して実施する。

○スマートフォンを活用したスタンプラリー
訴求対象:レンタカー利用者全般
配架場所:関西圏のレンタカー会社
実施内容:スマートフォンアプリを活用したスタンプラリー
所要経費:1,500千円

4 所要経費

合計:16,628千円(前年度:13,950千円)

委託費 16,628千円



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
・鳥取県の魅力を関西圏に情報発信・関西圏の情報を県内へ提供
・鳥取自動車道全線開通を念頭においた観光入込者数の増

<取組内容>
・関西圏のサービスエリア(SA)において、フリーペーパー広告、パンフレット・リーフレット配架、イベントでのPRを実施している。(一部予定)

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・パンフレット・リーフレット配架は、各SAからの補充依頼も度々あり、多くの利用客に活用されていると考えている。
・フリーペーパー広告はご覧になられた方からの問合せも入るなど効果が見られる。
・本県の認知度向上をさらに進めるためには、これまでの地道な取り組みの継続とともに「インパクトのある」手法を取り入れることが必要と考えている。

<今後の取組方向>
・平成25年度も関西圏においてタイムリーかつ魅力の大きい「鳥取自動車道の全線開通」を前面に押し出した取り組みを行う。
具体的にはこれまでも実施してきたパンフレット・リーフレット配架、イベントでのPRの強化と、高速道路フリーペーパー等の3種の媒体を活用したPRに取り組む。

工程表との関連

関連する政策内容

鳥取県の魅力を関西圏に情報発信・関西圏の情報を県内へ提供

関連する政策目標

「まんが王国とっとり」及び「鳥取自動車道全線開通」を中心にPR活動を行い、観光客の入込増を推進する。 また、継続的な取組として、鳥取県の情報(観光・UIJターン・農水産物・行政施策等)を広く関西圏に発信する。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 13,950 0 0 0 0 0 0 0 13,950
要求額 16,628 0 0 0 0 0 0 0 16,628