事業名:
’13食博覧会・大阪 出展事業
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総務部 関西本部 観光・情報発信チーム
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
25年度当初予算要求額 |
14,710千円 |
3,972千円 |
18,682千円 |
0.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
24年度当初予算額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:14,710千円 (前年度予算額 0千円) 財源:単県
事業内容
1 事業概要
4年に一度開催される食の全国大会、「食博覧会・大阪」が平成25年4月26日から5月6日までの11日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)にて開催される。
約60万人が来場する関西圏屈指の食及び観光イベントである本イベントを活用し、「とっとりグリーンウェイブ」を踏まえた「本県の自然の恵みを強調した」PR、さらには「氷温」に代表される本県が世界に誇る技術を活かしたPR等により観光誘客を行う。
また、今回の食博覧会は「食でつなごう日本と世界」という開催テーマで、インバウンドも見据えた展開が計画されていることから関西広域連合と連携しインバウンド誘致も含めた観光誘客にも取り組む。
2 事業背景
(1)観光入込客数(宿泊客数)の伸び悩み
・ゴールデンウィークの観光入込客数が前年比△4%となり、伸び悩みを見せている。
・宿泊客数は、東日本大震災前のH22との比較で△7.8%となっている。
(2)関西圏は本県の観光客誘致にとって、非常に大きな商圏である。
・観光入込客数の約26%が関西圏から(地区別で第1位)
・関西圏から本県へ訪れる観光客の観光消費額は、約497億円と推計(全体の約36%、前年比+99億円)
(3)本県の認知度や好感度向上を図る効果が期待できる。
・関西における本県の認知度向上の余地は大きい。
・「鳥取自動車全線開通道」により「近くなった」というイメージを与えられる。
(4)他県も関西圏でのPR活動を大変な熱意を持って実施しており、本県も積極的な取り組みをしないと政策目標の達成が難しくなる。
・くまモンミリオンプロジェクト等を活用したPR(熊本県)
・「おしい!広島県」をキャッチフレーズとした「全力歓迎課」によるPR(広島県) など。
(5)本県をPRする好機である
・「まんが王国とっとり」や「山陰海岸ジオパーク」などが全国的な話題となった。
・「鳥取グリーンウェイブ」や「関西広域連合」での関西圏自治体との連携など「関西圏で本県を印象づける」きっかけが非常に多い。
・鳥取自動車道全線開通により、関西圏からの交通アクセスが向上する など。
3 事業内容
(1)目的
本県も、この機会を捉えて、「食べて旅する鳥取県 〜自然の恵みと世界に誇る鳥取の技術〜」をテーマとし、
・関西での本県の認知度向上
・インバウンド誘致も含めた観光誘客促進(宿泊客)
・関西市場からの情報収集
・県内事業者の新商品テストマーケティング及び商談
・食のみやこ鳥取県に関する情報発信
を目的として本事業を実施する。
(2)主要PR事項
○関西での本県の認知度向上
鳥取県ブースにおける「食博覧会」の特長を生かした食と観光を連動させたPRや「グリーンイヤー」を踏まえた「本県の自然の恵みを強調した」PR、さらには「氷温」に代表される本県が世界に誇る技術を活かしたPRを図る。
ブースに置いては、共通のブース装飾に加えて、「あそこが鳥取ブース」と来場者にアピールできるような装飾やイベントを行い、集客力を高めることにより認知度の向上を図る。
○インバウンド誘致も含めた観光誘客促進
観光ブースにおける鳥取を旅した(する)気持ちになれるような、外食系・土産を中心とした食のPR展開や鳥取の四季と観光と食を連動させたPR
○関西市場からの情報収集
鳥取県産品(農畜水産物、加工品、酒類・飲料、菓子類等)の試食・販売等を通じて消費者の反応や、消費者が求めている商品等の情報を収集し、今後の商品開発等につなげていく。
○県内事業者の新商品テストマーケティング及び商談
県内事業者が開発した新商品(完成されたもの)、農畜水産物の新品種、新ブランド等の試食・販売等により消費者の反応などの情報の取得及び関西のバイヤーとの商談により販路の拡大につなげる。
○食のみやこ鳥取県に関する情報発信
豊かな自然ではぐくまれた県内の農畜水産物や加工品等の情報、及び鳥取の自然と食及びそれにまつわる技術、さらにそれらがコラボしたものを紹介。
(3)事業概要
ア 物販と関連する匠の技術・新商品PRコーナー
イ 商談会
・事務局主催の商談会が実施される予定
関西のバイヤーに対して県内事業者が商談を実施する。
ウ 観光と食を連動させた本県のPRコーナー
a 展示・PRブース
・鳥取県を東部中部西部に分けたパネル展示(横1800mm幅×3地域)
・当日来場する県内各市町村、観光協会や関連団体によるブース前PR及び試食の提供
b 子ども、家族連れ対象、ミニゲームや簡単体験を基本とするPRブース
・記念撮影コーナー(鳥取の何かを写りこませる工夫を)
・チョロQ等のミニゲームコーナー
・鳥取に魅力を感じ、鳥取への「旅育」ができるような工夫
・体験コーナー (例)かかしの製作体験
c 熟年層対象、映像展示と試食による鳥取への旅体験ブース
・「とっとりグリーンウェイブ」に即したデジタルサイネージ広告と自然を活かした試食の提供
・鳥取自動車道PRをデジタルサイネージ型展示と沿線観光地のPR及び試食の提供
4 所要経費
14,710千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〔’09の参加状況〕
○小間数
2小間(5.4m×2.7m)
○参加事業者
鳥取県物産販売(21社)〈氷温製品、農畜水産加工品、菓子、酒類等〉
料理講習会(6団体) 〈農水産品、デザート等〉
ファーストフード販売(2団体)〈バーガー等販売〉
商談会(1日間)〈県内参加事業者は10社、バイヤー来場者は69社〉
○平均参加日数
1社あたり2〜3日
これまでの取組に対する評価
○食のみやこ鳥取県の情報発信や、今後の販路開拓につながる成果があったと考えている。
・来場者数は全体で64万5千人あり、多くの方に食のみやこ鳥取県の情報発信できた。
・食のみやこ鳥取県の誇る食材、旬の情報等を発信することができた。(氷温製品、農産・水産加工品、、米粉料理、鳥取の食材を利用したバーガー、ハタハタの試食等)
食博の場を活用し、ながいも(ねばりっこ)を関西に大々的に初披露したことによりその後、関西の多くの量販店で定番化された。
・食博にて新規に関西のバイヤーと繋がりができ、その後の商談等により販路開拓(定番商品の増加)につながった。
〈今後の取り組み方向〉
・関西広域連合のインバウンド誘致の取り組みに合わせて、「食」を入り口に、鳥取県へのインバウンド誘致を含めた観光誘客を促進する。
・食の博覧会に出展した事業者が消費地の生の声を得ることで今後の商品開発・改良等、 売れる商品作りを進めていく。また、販路開拓コーディネーターがフォローしていく。
・関西のバイヤー等の商談の機会を得て、販路開拓につなげていく。
・関西での農畜水産物及び県独自の技術で作られた商品等のPR等を関係機関との連携で行っていく。
・県独自の技術を関西の食品関係のバイヤーへ紹介していく。
工程表との関連
関連する政策内容
関西における「食のみやこ鳥取県」のPRと県産品の販売・販路拡大
鳥取県の魅力を関西圏に情報発信・関西圏の情報を県内へ提供
関連する政策目標
○販路開拓コーディネーターによる定番商品の増加
○「食のみやこ鳥取県」の情報発信・販路開拓
○体系的(計画的)な情報発信
○鳥取自動車道全線開通を念頭においた観光入込客数の増
○観光・物産等を総合的にPRする県の魅力発信
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
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要求額 |
14,710 |
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495 |
14,215 |