環日本海定期貨客船航路のウラジオストク発の貨物が増加しない大きな理由として、中露側ルートの未整備が挙げられる。平成24年度に引き続き、日本との貿易貨物があり、また、中露国境貿易が盛んな中国黒龍江省で、中国東北部及びロシア極東の地方政府、物流企業等との合同会議を開催する。
○参加団体
(行政)黒龍江省交通運輸庁、鳥取県商工労働部
(民間)環日本海経済活動促進協議会(日本)
DBSクルーズフェリー社(韓国)
プリモーリエアフトトランス社(ロシア)
万利国際貨物運輸代理有限公司(中国)
牡丹江華晟物流有限公司(中国)
へリックスジャパン社(日本) 等
○開催地 中国黒龍江省ハルビン市
○開催予定時期 平成25年8〜9月
○検討内容
・中露国境ルートの円滑化のための方策
・新規貨物案件の持ち寄り、試験輸送実施 など
境港を基点とした北東アジアと日本国内の恒常的な貿易を実現するため、中国東北部等(ロシア含む)を経由して環日本海定期貨客船航路を利用する貨物(資源、原料、食品等)で、日本国内での市場性があり、将来に渡り継続的に輸入の可能性がある貨物を対象とした輸入貨物の物流経費の一部を支援する。
【対象事業者】
環日本海定期貨客船航路を利用して境港へ貨物を輸入する者
【対象品目】
中国東北部(吉林省、黒龍江省)及びロシア・モンゴル等で生産される原料・資源(飼料・堆肥、穀物、鉱石、水産品、木材等)で日本国内で市場性があり、将来に渡り継続的に輸入の可能性がある貨物
【補助額】1TEU当たり10万円
【限度額】1事業者当たり300万円