概 要
境港が日本海側拠点港として役割を果たすために「日本海側拠点港の形成に向けた計画」(平成23年8月策定)における、以下の個別プロジェクトを計画的に進める。
【日本海側拠点港「境港」の取組方針】
・計画書に基づき必要な施策を実施する。
※国際フェリー・国際RORO船はH25の追加選定を目指す。
【国際海上コンテナ関係】
計=9,332千円
(1)(新)コンテナターミナル効率化事業
C=9,332千円(事業費9,332千円)
【課題】
・コンテナ修繕施設がないため、調達・修繕にコストがかかる
・荷役機械の管理者・使用場所が限定され荷役が非効率
・コンテナターミナル管理・運営について、荷役企業2社、管理組合がそれぞれ独立しており荷役が非効率
【対応】
・コンテナ修繕体制の確立
・臨港道路架線嵩上げによる荷役機械の移動の円滑化
・コンテナターミナルの管理・運営の効率化
H23:管理・運営効率化の検討→(結果)民営化が最適
H24:荷役業者とのワーキングを実施
→共同管理・運営のトライアルによる検証の実施
【H25事業内容】
1)コンテナ修繕体制の検討(1,801千円)
・必要機能(コンテナ修繕拠点の機能)の調査検討
・必要施設の規模・体制等の検討
2)荷役機械の移動の円滑化(6,000千円)
・架線(電線及び通信線)の嵩上(昭和北地区〜昭和南地区)
3)国際コンテナターミナル管理・運営方法効率化の検証(1,531千円)
・効果検証委託費
荷役業者2社が共同して荷役作業のトライアルを実施し、その効果を検証する。(効果検証委員会の開催を含む。)
【外航クルーズ関係】
計=5,452千円
(1)(新)環日本海クルーズ推進協議会への参加
C=750千円(事業費1,000千円)
○事業の概要
「環日本海クルーズ推進協議会」加入による、日本海側港湾の連携したクルーズ船寄港誘致活動の実施。
<環日本海クルーズ推進協議会(設立:平成24年4月11日)>
・参加港:小樽港、伏木富山港、京都舞鶴港
・連携事業:共同パンフレット作成など
(2)(新)CIQ円滑化事業
C=4,702千円(事業費4,702千円)
○事業の概要
クルーズを誘致するにあたり、CIQ体制を強化する。(2時間以内の入国審査体制)
1)仮上屋設置等(1,885千円)
乗客数規模の大きいクルーズ客船入港の際の入国審査の円滑化のための昭和北地区PTのCIQ仮上屋の設置及び通訳の配置。
2)昭和南ふ頭〜昭和北地区PT移動手段の確保(2,817千円)
昭和南ふ頭着岸時の入国審査のための昭和北地区PTまでの移動手段の確保(バス及び警備員費用)
【原木関係】
計=0千円
(1)外港中野地区国際物流ターミナルふ頭整備事業(起債事業)
C=0千円(後年度に起債償還費を負担(事業費940百万円)
【国際フェリー・国際RORO船関係】
計=2,121千円
(1)(新)ポートセールスの体制強化
C=2,121千円(事業費2,697千円)
○事業の概要
ポートセールス担当非常勤1名増配置による2名体制確立
・背後企業への個別訪問によるポートセールスの積極的な展開
・中国、北海道、関東、東北の各地方の企業へのポートセールス
・荷主・荷受企業、物流業者、船社等との連携、調整
(参考)H23より既配置の1名分(C=3,461千円(事業費4,402千円)(継続のため一般事業に計上))
(2)(参考)国際フェリー・RORO船を利用したトライアル輸送
C=10,000千円(事業費10,000千円)(継続のため一般事業に計上)
(3)(参考)国内フェリー・RORO船を利用した他港連携によるトライアル輸送
C=11,250千円(事業費15,000千円)(継続のため一般事業に計上)
【リサイクル関係】
計=909千円
(1)(新)リサイクルポート3港連携事業
C=909千円(事業費909千円)
○事業の概要
境港におけるリサイクル物流の課題を解消するため、広域的な先進港との連携によるリサイクルビジネスのマッチングと、情報
共有、先進港のノウハウを吸収し、東北とのリサイクル物流の拡大による境港のリサイクル貨物の取扱量の増加を図る。
◇リサイクルポート推進協議会3港連携会議の開催
(メンバー)
境港・酒田港・能代港のリサイクルポート推進協議会
構成員:各港の管理者、背後のリサイクル関連企業等
(検討課題)
民間の連携をサポートする取組
(2)(参考)リサイクル製品のトライアル輸送
C=8,000千円(事業費8,000千円)(継続のため一般事業に計上)