現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 農林水産部のとっとり発ため池安全向上対策モデル事業
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農地費 目:農地総務費
事業名:

とっとり発ため池安全向上対策モデル事業

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農林水産部 農地・水保全課 企画・保全支援担当  

電話番号:0857-26-7334  E-mail:nouchi-mizu@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算要求額 2,850千円 1,589千円 4,439千円 0.2人 0.0人 0.0人
24年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,850千円  (前年度予算額 0千円)  財源:財産収入 

事業内容

1 事業目的

東北地方での巨大地震や、昨今の和歌山県、京都府、熊本県などでのゲリラ豪雨による大災害など、スポット的な豪雨被害の増加により、河川のみならず農業用水利施設の安全確保についても非農家も含めて全県的に関心が高まってきている。

     この状況を受け、農業用水利施設の中でも特に影響の大きな「農業用ため池」について、どのような安全確保対策を講じる事が可能か、早急な検討とモデル的な応急対策用の技術開発を行い、市町村が行う安全確保対策に役立てる。

2 事業内容

(1)鳥取県型ため池防災・警戒システム開発委託
     ため池による災害防止や減災の観点から、ため池の水位
   を低下させることのできる簡易的な機器について、県内2カ
   所のため池を利用して、大学の知見も加え、開発委託・実験
   を行う。
     また、ため池の況を遠隔監視する方法についても検討・実
   験を行う。

   事業費 1,800千円 (600千円/方式 × 3パターン)

(2)ため池ハザードマップマニュアル作成委託
    ため池決壊時における被害予想と緊急避難先について、  市町村、非農家を含む住民と共に検討を行い、実際の避難
  行動につなげられるためのハザードマップづくりを通じて、作
  成過程をマニュアル化し、今後市町村が作成するハザード
  マップ作成の参考となるマニュアルを作成する。
   
   (ア) 簡易版の危険予測図面作成委託
      (被害影響範囲の図面作成委託)
      3カ所作成 (東部1・中部1・西部1)
      300千円×3カ所  

   (イ) 住民との危険箇所の想定マップ作成
       50千円(標準事務費)

 (ウ) モデル地区で得られた成果として、作成手順と作成内容
     をパンフレット化し、各市町村へ配布
      100千円(標準事務費)

3 要求額


事業費 2,850千円
事業名
事業費
(1)鳥取県型ため池防災システム開発事業  1,800千円 
(2)ため池ハザードマップマニュアル作成委託  1,050千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


平成7年度以降、ため池総数を確認し、1,000カ所以上のため池の
存在を確認。

このため池の中から抜粋して、平成17から18年度にかけて農業用ため池の緊急点検を実施。

平成19年にため池総数を市町村と共に確認し、1,094箇所を確認。

平成20年度以降、ため池点検パトロールを市町村と共に実施。

これまでの取組に対する評価

ため池緊急点検の結果、早急な整備が望ましいため池の存在を
確認し、国庫補助事業を活用した更新整備が行われており、安全度が高まりつつある。

一方で、漏水等の緊急的な対応までは必要ではないものの、豪雨時などにおける安全性の低下が懸念されるため池も存在する。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 2,850 0 0 0 0 0 2,850 0 0