事業名:
「食のみやこ鳥取県」首都圏メディアキャンペーン事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
農林水産部 市場開拓課 ブランド化推進担当
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
25年度当初予算要求額 |
66,429千円 |
15,888千円 |
82,317千円 |
2.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
24年度当初予算額 |
13,207千円 |
16,092千円 |
29,299千円 |
2.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:66,429千円 (前年度予算額 13,207千円) 財源:単県
事業内容
1 事業の目的
首都圏における全国的なメディア露出など、従来の試食宣伝型に留まらないPRを展開し、県産農林水産物のブランド力形成を支援する。
2 事業内容及び要求額
以下のとおり県産農林水産物のブランド力形成を支援する。
| H24まで | H25以降 |
目的 | 農水産物のブランド化
(質の向上と知名度向上) | 農林水産物の知名度向上 |
方針 | 農水産物のブランド化に 必要な取組全般を実施 | 農林水産物の知名度向上(ブランド化の一手法)に特化 |
(1)ブランド化情報発信プロジェクト会議(1,207千円)
平成25年度以降はあり方を見直し、ブランド化を支援する「首都圏での情報発信計画」(以下「PR計画」という。)の策定に取り組む。(関係団体、県関係課で構成)
報償費:402千円、旅費:805千円
(2) ブランド化に向けたPRの実施(委託料:64,222千円)
(単位:千円)
H25 | 認知度
調査 | 計画
作成費 | イベント等 | マスコミ誘致PR経費 | 計 |
2年目 | H24〜26
(オレイン55) | − | (済) | 19,487 | 4,200 | 23,687 |
H24〜26
(梨新品種) | − | (取組中) | 21,160 | 6,300 | 27,460 |
1年目 | H25〜27
鳥取地どりピヨ
大山ブロッコリー
ねばりっこ
乾しいたけ
(4品目で検討) | 1,575 | 2,100 | 9,400 | 0 | 13,075 |
計 | 1,575 | 2,100 | 50,047 | 10,500 | 64,222 |
※「とろはた」については、秋田県と連携したPR事業や築地市場でのPRを別途要求中
【対象品目】
・H24年度から開始:鳥取和牛オレイン55
・H24年度から開始:梨新品種(なつひめ、新甘泉)
・H25年度開始品目:以下の4品目で検討
鳥取地どりピヨ、大山ブロッコリー、ねばりっこ、乾しいたけ
【鳥取和牛オレイン55】、【梨新品種(なつひめ・新甘泉)】
ソーシャルネットワークやイベント、キャンペーンを活用して広く一般消費者の認知拡大を図る。
【3品目以降】(鳥取地どりピヨ、大山ブロッコリー、ねばりっこ、乾椎茸)
(ア)首都圏でのPR、メディア露出に適した品目を検討する。
(イ)PRの開始時と終了時に認知度調査を実施し、3年間の取組の客観的評価を得る。
3 事業の目的及び背景
(1)生産者の顔・こだわりが見える農林水産物が求められる傾向。上質さを効果的にアピールできれば、(これまで知られていないだけに、)本県農林水産物が脚光を浴びる可能性は高い。
(2)リーディングブランドとなることが期待される県産農林水産物について、情報発信効果が高い首都圏で集中的にPRを展開し、知名度を高めることで、「鳥取県」の全国的な認知度向上が期待できる。
(3)平成25年度以降は、より高い効果が得られるよう推進体制・取組の方向を見直し、メディア露出を中心に集中的にPR展開を進める。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 推進体制の整備
ブランド化プロジェクト会議の設置と運営
(構成)
・ブランド化プロジェクトチーム:ブランド化戦略策定品目選定
(H23)鳥取和牛オレイン55
(H24)梨新品種「なつひめ」「新甘泉」
・ブランド化女子会
(H23,24)鳥取和牛オレイン55、梨新品種のPRアイデア提案
2 ブランド化戦略策定
・鳥取和牛オレイン55の「首都圏での情報発信によるブランド化戦略」を策定(H23〜26年度)
・梨新品種の取組方針を検討中
3 取り組み方の見直し
・対象品目の「ブランディング全般」ではなく「情報発信」を強化する。
これまでの取組に対する評価
〈評価〉
【平成24年度】
(梨新品種)
平成24年度は、戦略策定前ではあったが、女子会主体で8月下旬から2週間という旬の短い梨新品種について、試食PR及びアンケート調査を行った。
一般消費者の梨に対する嗜好データなどがない中、直に消費者に接して意見を集めたことで、PRの方向性検討の材料となった。
(鳥取和牛オレイン55)
○食通などのコアな層へのアピールを強化した。
・「月刊料理通信」1月号(肉特集)に掲載(産地をクローズアップ)
都内フレンチレストラン「OGINO」オーナーシェフ視察・フェア実施
・渋谷ヒカリエのイタリアン「SESTO SENSO H」でのフェア実施
(全共プレイベントの流れを活かしてPRするため、同イベントで鳥取和牛オレイン55を担当いただいた山本秀正シェフの店舗で実施)
・肉好きブロガー、食ブロガーツアー実施・ブログ掲載
・ロイヤルパーク汐留タワーでの県フェア
→オレイン55に相応しいクラス感の高い媒体を介して、「奇跡の和牛・鳥取和牛オレイン55」の美味しさと魅力を発信できた。あわせてシェフなど協力いただいた方にも理解を深めていただけた。
○特に「OGINO」シェフには、肉だけでなく生産者の姿勢、鳥取県豊豊富な食材そのものを高く評価いただいている。
(他課予算)
全共プレイベント(畜産課):露出28媒体、PV換算6,882PV
読売新聞、毎日新聞広告掲載、プレゼント企画(未来戦略課):
ハガキ応募総数 1,325枚
【食の情報発信に関する評価・検証】
○イベント等の「円滑な実施・運営」に注力する傾向があったため、広く情報発信する姿勢が弱く、戦略的なPRができていなかった。
○情報発信する食材の魅力探求が不十分で、PRの核(メッセージ)が明確でなかった。
〈改善点〉
【食の情報発信全般に関する改善点】
○所用の予算措置をしてメディア露出を得る。
○情報発信する食材の魅力にあわせた見せ方、PRに取り組む。
【本事業に関する改善点】
○鳥取県の農林水産物が首都圏で選ばれるためには、消費者の脳裏にすり込まれるPR=「他人ゴト」ではなく「自分ゴト」にさせることが必要。
→多くの情報の中で、「自分ゴト」にとらえてもらうためには、短期集中的かつ複層的に媒体を活用して消費者を引きつけるPRを展開しなければならない。
(美味しそうだ、食べてみたい、鳥取○○聞いたことがある。○○で見た、読んだ。・・・)
→これまでは「ブランディング全般」に取り組んできたが、ブランド化のためのPRの強化に取り組むこととした。
○メディア露出など情報発信の効果を高めるためには、産地の意欲・協力が欠かせないため、産地を巻き込んで波及効果を高めていく。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
13,207 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
13,207 |
要求額 |
66,429 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
66,429 |