事業の目的
県内で開催される全国規模のコンベンションやスポーツ大会で、全国各地からの参加者にご当地グルメを始めとした「食のみやこ鳥取県」全体のPRを行い、鳥取県のサポーター(ファン)を増やす。
要求内容
○ご当地グルメによる「食のみやこ鳥取県」のPR業務委託:913千円
【内容】
・県内で開催される全国規模のコンベンションやスポーツ大会に 「食のみやこ鳥取県」PRテントやご当地グルメを出展。
・出展グルメの試食・販売や食のみやこ鳥取県PRチラシの配布、説明を通して、全国各地からの参加者に「食のみやこ鳥取県」をPRする。
※PRを行うコンベンションについては、県、業務委託先、(財)コンベンションビューロー等で調整の上、特にPR効果の高いものを選定する。
委託費内訳 |
○「食のみやこ鳥取県」PRチラシ作成経費
・版下作成(A3両面)100千円
・印刷費(A3両面×10千枚) 180千円
○出展PRにかかる経費
・211千円 × 3回 = 633千円
(1回あたり6団体を想定)
※対象経費: 設営費、飲食ブースゴミ処理費、連絡調整費、県PRアルバイト代、交通・運搬費
(食材費、調理機器、料理容器代、人件費は出展者負担) |
[想定される業務委託先]
鳥取情報文化研究所(鳥取市職人町)
・・・鳥取食探等、食による情報発信業務の受託実績があり、また代表者が県内のご当地グルメ団体で構成するネットワークの代表を務める。
当初要求との相違点
【課長要求】
「食のみやこ鳥取県ご当地グルメPR活動支援事業」
○やる気のある各ご当地グルメ団体への出展支援(助成)
↓
・あくまで各ご当地グルメ団体の主体性に委ねられる。
・出展するコンベンション等は、各グルメ団体の判断。
・PRは、出展するご当地グルメ中心。
(査定結果)
・出展条件の改善は関係者間の調整で行われるべきであり、その調整手法の確立が最優先です。
↓
・出展条件の改善は、コンベンションビューロー等関係者間で行っていく。
【H24実験事業の検証結果】
○ご当地グルメのPR効果は高い。
○コンベンションはPR必要性・効果が高い。
・参加者は全国各地から来県。
・参加者の食のみやこブランド認知度が特に低い。
●出展は民間の自主的判断に委ねられる。
・コンベンションは負担が大きく出展が困難 =PRできない。
●出展するコンベンション等は、各団体の判断
●出展するご当地グルメ中心のPR
【調整要求】
「ご当地グルメによる『食のみやこ鳥取県』のPR業務委託」
○本来の目的である発信力の強いコンベンション・スポーツイベント等での「食のみやこ鳥取県」全体のPR業務を委託する。
↓
・全国各地からの参加がある特に発信力の高いコンベンション等に絞って選定し、県が直接PRする。(例:全国建設労働組合総連合)
・出展するご当地グルメだけではなく、食材・加工品や観光も含めた「食のみやこ鳥取県」全体をPR。(食のみやこ鳥取県PRブース設置・運営も含めて委託する)
調整要求理由
(1)オレイン55やとろはた等「食のみやこ鳥取県」の情報発信、確立は重要な県政課題。
しかし、アンケートでは県外者の8〜9割が「食のみやこ鳥取県」等の各ブランドを聴いたことがないと回答。
(2)「食のみやこ鳥取県」を情報発信する上で、全国各地から多くの方が集まる大規模なコンベンション等でのPRは有効な手法。
(3)24年度に実験事業で出展した主催者からは「従来までの他県での開催とは異なり、地元色あふれる良い大会になった」と評価。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・ご当地グルメPR実験事業で「全国保育士研究大会」(10月18日)に4団体、ファザーリング全国フォーラムinとっとり(11月30〜12月1日)に6団体が、ご当地グルメを出展し、全国各地からの参加者に「食のみやこ鳥取県」をPRした。
これまでの取組に対する評価
・主催者から「従来までの他県での開催とは異なり、地元色あふれる良い大会となった」と評価。
・参加者へのアンケート調査では、回答者のうち8割がご当地グルメを食べ、ご当地グルメの出展PRにより「鳥取県への印象が良くなった」、21%が「ご当地グルメを食べにぜひ来たい」、79%が「機会があれば食べてみたい」と回答。ご当地グルメにより鳥取県を大いにPRできた。
・各ブランドについて約9割が「聞いたことがない」と回答。全国各地からの参加者に、鳥取県のブランドをPRする貴重な機会となった。