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平成25年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

水産業燃油高騰緊急対策事業

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水産振興局 水産課 漁業経営担当  

電話番号:0857-26-7313  E-mail:suisan@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 10,200千円 1,589千円 11,789千円 0.2人
補正要求額 14,900千円 0千円 14,900千円 0.0人
25,100千円 1,589千円 26,689千円 0.2人

事業費

要求額:14,900千円    財源:単県 

事業内容

1 補正理由

資源の減少、魚価の低迷等に加え、年明けからの燃油価格高騰は、漁業経営に一層の追い打ちをかけている。背景には、現政権が推し進める景気浮揚策としての急激な円安が起因しており、漁業者による省エネへの自主的な取り組みは限界に達していることから、県独自で省エネへの取り組みを緊急的に支援する必要がある。

2 事業の概要

漁業者と県との意見交換の結果を踏まえ、平成20年度、省エネ対策として緊急に実施した「船底付着物防汚作業」経費に対する支援を行う。


    【漁業者の声】
    ・前回(H20)から約5年が経過し、非常にタイムリー。(田後:10トン未満イカ釣り、沖底)

    ・前回の船底塗装では、省エネ効果が実感できた。燃油高止まりの昨今、支援は有り難い。(夏泊:5トン未満刺し網)

    ・平成20年度に県が実施したドック支援(船底付着物防汚作業)を再度実施してほしい。(県下全域)

3 補正要求額

14,900千円 

※定額(漁船トン数ごと)×777隻(ディーゼル漁船)
【内訳】

                              (単位:千円)
項目
予算(要求)額
備考
当初
スルメイカ漁場探索
1,200
漁船用作業灯・白イカ集魚灯
LED化支援
9,000
小計
10,200
補正
ドック(船底付着物防汚作業)
 14,900
船底、プロペラ、シャフトの塗料代を補助
合計
25,100

4 背景及び国等の対応

●4月23日、全国漁業協同組合連合会(「全漁連」)
     ・小型イカ釣り漁船全国一斉休漁(4月26〜27日)を発表

    ●同日、農水相会見
     ・「基金活用を念頭に、機動的に対応した い」と現行制度で対応する考えを表明

    ●県内でも全国の動きに呼応
     ・小型イカ釣り漁船(5トン未満)の出漁自粛(4月26〜27日)を要請(各漁協)

    ●全漁連の動き等、今後への波及
     ・全国漁業代表者集会(5月下旬予定・東京)

5 国・県が実施している燃油高騰対策支援

区分
事業
主な内容



漁業経営安定対策【35億円基金事業】
 「燃油・養殖用配合
飼料の価格高騰対策」
・漁業経営セーフティネット構築事業
 国民への水産物の安定供給を確保するため、資源管理・収入安定対策を構築し、セーフティネット事業と組み合わせて、総合的に漁業経営の安定を図る。
 県燃油高騰緊急対策
スルメイカ漁場探索
(1,200千円)
 燃油削減効果が高く、効率的な省エネ漁業操業への支援や漁業経営の効率化を図ることにより漁業転換につながる支援
イカ釣り漁船用船料

10トン未満 720千円
10トン以上 480千円

漁船用作業灯・白イカ集魚灯LED化
(9,000千円)
1.沿岸漁船用作業灯LED化経費 (10隻分)
(1,000千円)
  50千円×6個=300千円/隻(1隻あたりの経費)
 300千円×1/3×10隻=1,000千円


2.沖底漁船用作業灯LED化経費 (8隻分)
(8,000千円)
 3,000千円/隻(1隻あたりの経費)
 3,000千円×1/3×8隻=8,000千円

【漁業経営セーフティネット構築事業】
 (概要)
 漁業者と国が1対1の割合で資金を拠出。原油価格・配合飼料原料価格等が、「7中5平均値×100%」を超えた場合、加入者に対し補填金が支払われる補償制度。県漁協と一般社団法人漁業経営安定化推進協会が積立契約を締結
【7中5平均値】
 直前7年間の価格のうち、高値1年分と低値1年分を除いた5年の平均値

【参考】主な漁協・経営体のセーフティネット加入状況
漁協等
加入数(件)
隻数(隻)
加入率(%)
 県漁協
208
748
27.8
 田後漁協
26
30
86.7
 赤碕町漁協
38
7.9
 共和水産(まき網)
100
239
818
29.2

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成20年度、1トン以上の漁船(557隻)に対し、ドック(船底付着物防汚作業)経費支援を実施した。

これまでの取組に対する評価

・平成20年度、県が実施したドック(船底付着物防汚作業)経費支援は、漁業者から非常に評判がよかった。

・最近も、燃油が高止まりする中、船底塗装は省エネ効果があり、再度実施してほしいという声が多い。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 10,200 0 0 0 0 0 0 0 10,200
要求額 14,900 0 0 0 0 0 0 0 14,900