1.概要
鳥取県手話言語条例(仮称)の制定に伴い直ちに実施すべき県職員及び市町村職員等向けの研修の実施
2.補正理由
○ 鳥取県では、全国初となる手話言語条例(仮称)の制定を目指している。
○条例の目的は、手話が言語であるとの認識の下で、県、県民、事業者、ろう者、手話通訳者がそれぞれの役割を担い、その役割を果たすことによって、ろう者も聞こえる人も暮らしやすい社会の実現を目指すことである。
○ 当該条例に手話の使用に関する環境の整備が規定されていることから、県職員及び市町村職員等が速やかに条例の趣旨・内容を理解し、また窓口対応等に必要な手話技術を習得する必要がある。
3.事業内容
「行政職員のためのろう者と手話について学ぶ研修」を実施
対象 | 県職員及び市町村職員等 |
回数 | 6回(東部2回、八頭1回、中部1回、西部1回、日野1回) |
カリキュラム | ○条例の説明等、グループ内意見交換(障がい福祉課職員)【1時間】
○ろう者の生活について(ろう者)【1時間】
○基本的な手話の習得、グループ演習による実技指導(手話通訳者)【5時間】 |
4.補正要求額
1,422千円
報償費 666千円
特別旅費 216千円
委託料 360千円
【枠外】標準事務費 使用料及び賃借料 180千円
〈参考〉条例案
9.手話の使用に関する環境の整備等
5 県の手話を用いた情報発信等
ア 県は、ろう者が県政に関する情報を速やかに得ることができるよう、手話を用いた情報発信に努める。
イ 県は、手話学習会を開催する等、その職員がろうを理解し、手話を学習するための取組を推進する。