1 事業の目的
鳥取県文化財等保存・保護事業費補助金
市町村、文化財の所有者及び管理団体が文化財の保存保護、維持管理のために行う事業に対し、経費の一部を補助金として交付して、文化財の保存・保護を図り、適切に維持管理することを目的とする。
このうち文化財の防災・防犯対策については、所有者の半数が不安を感じながらも資金がないことを理由に、防犯・防災機器が未設置になっている状況がアンケート調査等から明らかとなった。
そこで、鳥取県指定文化財を犯罪や災害から守るため、重点事項について補助率の嵩上げを行い、緊急に防災・防犯施設整備の充実(ハード面)をより一層図る。
2 事業内容
特に対策が急がれる重点事項について、平成24年度6月補正以降、平成25年度までの期間限定で整備事業への嵩上げ補助を行い、防災・防犯設備の整備を促進する。
<緊急対策>
重点事項
- 消火設備
- 自動火災報知設備
- 防犯性を高める設備
3 事業計画
4 今後の事業計画
○県指定保護文化財への防災・防犯対策
美術工芸・有形民俗文化財: 対策が必要なもの26件
(当初予算で4件、6月および9月補正で各2件実施予定)
建造物:今年度当初段階で対策が必要であった4件については、当初予算で3件、
9月補正で1件を計上し、対策が必要なもののすべてにおいて、ひとまず
設備設置ができる。