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平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:土木費 項:住宅費 目:住宅管理費
事業名:

住民と一体となって進める「まちづくり」支援事業

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生活環境部 景観まちづくり課   

電話番号:0857-26-7362  E-mail:keikanmachizukuri@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算要求額 8,809千円 2,383千円 11,192千円 0.3人 0.0人 0.0人
24年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:8,809千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

(1)いいまちづくりモデル重点支援事業   4,500千円
   ・景観まちづくり活動支援補助金   3,000千円
   ・ミニ街なみ環境整備等重点支援補助金   1,500千円
(2)景観まちづくり活動ステップアップ支援事業   4,309千円
(3)景観まちづくり活動サポート事業(一般要求)992千円

    【支援1→活動ステージ3】
    (1)いいまちづくりモデル重点支援事業4,500千円(0千円)
    人が訪れ、住みたくなるポテンシャルのある魅力的なまち・地域において住民主体による継続的なまちづくり活動を展開中の地域のうち、特にポテンシャルの高い地域を対象に重点的に支援する。
    ◆支援対象地域数  3地域
    ◆支援内容
    ○景観まちづくり活動支援補助金
    事業主体景観まちづくり活動団体(自治会、NPO等)
    補助対象【ソフト事業】
      ・まちづくり計画作成
          (アンケート、ワークショップ、専門家派遣など)
      ・テーマに沿った風情づくり(のれん、看板等)
      ・まち歩き案内看板、情報発信(ガイドブック等)
    補助率県1/2、団体1/2
    補助限度額1,000千円<事業費ベース2,000千円>
    補助期間3年
      
    ○とっとりいいまちづくり支援補助金
    事業主体市町村
    補助要件小規模な街並みエリア、まちづくり協定締結
    補助対象【ソフト事業】
      ・まちづくり協議会活動(勉強会、専門家派遣等)
      ・整備方針策定
    【ハード事業】
      ・住宅修景、空き家改修等
    補助率【ソフト事業】  県1/2、市町村1/2
    【ハード事業】
    ・住宅修景   県4/9、市町村3/9、個人2/9
    ・空き家改修等 県1/2、市町村1/2
    補助限度額【ソフト事業】
      500千円<事業費ベース1,000千円>
    【ハード事業】
      888千円<事業費ベース2,000千円>
    補助期間3年
      ※街なみ環境整備国補助事業に比べ採択要件を緩和

    【支援2→活動ステージ2】
    (2)景観まちづくり活動ステップアップ支援事業4,309千円(0千円)
    住民主体による継続的なまちづくり活動に意欲のある活動団体を対象に、大学等と連携し支援体制を構築し、街並み・景観まちづくり活動へ効果的・継続的に支援し、モデルによる成功事例をつくり、他地域へ波及させていく。
    ◆支援対象
    住民主体による継続的な景観まちづくり活動に意欲のある景観まちづくり活動団体(4団体程度)
    【候補事例(案)】
    因幡船岡駅の活性化を考える会【テーマ】
    因幡牛の発祥地、交通要所・川を活かしたまちづくり
    【課題】
    地域が潤う仕組み、若桜鉄道沿線地域との連携、活動展開の進め方・内容の検討等
    大門の農地を守る会【テーマ】
    大門の農地を保全・活用したまちづくり
    【課題】
    他地域との連携、県外訪問者等の受入れ策、後継者育成等

    ◆役割分担
    住民・活動団体地域資源の発掘、活動への参画・実践等
    大学等専門的技術の提供、学生ボランティア協力等
    県・市町村普及啓発、人材育成、活動サポート等

    ◆支援内容
    当面3年間を目安に、まちづくり活動の取り組み段階に応じて、ワークショップ、まち歩き、先進地視察等の手法で支援。

    【支援3→活動ステージ1】
    (3)景観まちづくり活動サポート事業※一般事業要求)
    個々の活動団体の活動レベル・ニーズに応じて必要な支援を行う。

    ◆支援対象
    ・景観まちづくり活動に取り組む地域
    ◆支援内容
    ・ワークショツプ、出前座談会、事例研究・勉強会等

2 要求額

要求額 8,809千円(0千円)

3 目的・趣旨

◆歴史、文化、まんがなど地域資源・地域特性を活かした住民主体による継続的なまちづくり活動を支援し、住民と一体となって、人が訪れ、住みたくなる魅力的で賑わいのあるまちづくりを推進し、交流人口の拡大により地域の活性化を図る

 <目標とすべき事例> 赤瓦・白壁土蔵群、鳥取市鹿野

◆住民主体によるまちづくり活動団体の各活動ステージに応じて必要なサポートを実施し、まちづくり活動へのトータルでのサポート体制を構築し、まちづくり活動の活性化を図る
【各活動ステージ別の支援事業】
活動区分
活動内容
支援1
支援2
支援3
ステージ4自主的な活動資金確保手段を持つ等安定的な活動体制が構築されている団体
目標
ステージ3自主的・継続的な活動を展開中の団体
ステージ2組織化されているが、自主的・継続的な活動への支援が必要な団体
ステージ1活動が始まりつつあるが、団体が未組織又は未成熟
   <支援1> (新規)いいまちづくりモデル重点支援事業
   <支援2> (新規)景観まちづくり活動ステップアップ支援事業
   <支援3> 景観まちづくり活動サポート事業(既存一般事業)     

4 現状・課題

(1)現状

◆まちづくりの現状
・宿場町、城下町、鏝絵・まなこ壁、まんが等ポテンシャルのある魅力的なまちがあり、その地域資源を活かしたまちづくりが一部進められ、赤瓦・白壁土蔵群、鹿野では、観光交流等交流人口の拡大により地域の活性化につながっている。
・一方、ポテンシャルはあるが、地域の様々な実情により、住民主体によるまちづくり活動が活性化されず、魅力的なまちづくりにつながっていない面がある。
国補助事業「街なみ環境整備事業」の採択要件である対象地域の規模では大規模すぎて地域住民の合意形成が困難なこと、高齢化による経済的な理由等から住宅修景の個人負担ができないこと等から事業が進んでいない。

◆活動団体の問題・課題・ニーズ
地域住民のまちづくりの必要性への認識不足、高齢化による担い手不足、活動資金力不足、活動への合意形成の困難さなど問題は様々。
・まちづくりに意欲はあるが、進め方、仕組みなどの専門的知識・経験の不足から継続的・発展的な活動につながりにくい。
・主なニーズは、活動運営・仕組み等まちづくり活動への専門的な助言、ネットワークづくり、活動費・空き家改修費等への支援など。

◆県の支援が可能な事業
財政支援・街なみ環境整備事業
・鳥取力創造運動支援補助金
・みんなで支え合う中山間地域づくり総合支援事業 など
人的支援・景観まちづくり活動サポート事業
・中山間地域づくりサポート体制構築事業 など

※景観まちづくり活動サポート事業を活用して、今年度に「因幡船岡駅の活性化を考える会」、「大門の農地を守る会」を対象にワークショップを開催予定。

(2)課題
◆ポテンシャルのある魅力的なまち・地域を対象に、地域の様々な実情による課題解決を図るべく、住民主体の継続的なまちづくり活動を積極的に支援していく新たな枠組みが必要。
◆現行の街なみ整備手法に加え、新たに地域の実情を踏まえ、魅力的な素材があり、住民合意が容易な小規模な地域から住民の合意形成を進め、街なみ形成の成功事例をつくり、地域全体に拡大していく取り組みが必要。また、高齢化等背景に住宅修景の個人負担を更に軽減することも必要。
◆活動団体の取組状況や課題等に応じて、まちづくりのノウハウを直接助言し、協働して実践しながら継続的にサポートして進めていく仕組みが必要。

5 県支援の必要性

◆特定地域の資源・特色を活かした魅力的なまちづくりを進め、観光交流等交流人口の拡大により地域の活性化を図ることは、一義的には市町村の役割であるが、特定地域の魅力的なまちづくりの先進的な取り組みを他地域のモデルとなるよう支援し、県内他地域へ波及させ、県内全域を活性化させていくことは県としての役割である。

◆まちづくりは、まちづくりの主役である地域住民やまちづくり活動団体の自主的な組織化や活動が必要。
 しかし、意欲があっても活動のノウハウ、資金面の不足や市町村のサポート体制の不足等から自主的・継続的な活動に至っていないことから、大学等と連携し、効果的かつ継続的にサポートし、自主的・継続的な活動団体へとステップアップを図る必要がある。    【※活動ステージ2→3】
◆さらに、ポテンショルの高い魅力的な地域において、まちづくりの実践に踏み出そうとしながも資金不足等からスタートできず、次のステップに踏み出せていない地域のステップアップも必要。
  [踏み出せない理由]
    国補助事業の対象規模が大きすぎて地域住民の合意形成が困難
    ・活動団体の資金不足
◆このため、地域住民が目に見えるような形でまちづくりを始め、自主的・発展的に活動展開していける環境づくりを県として支援し、県内全域に活動を波及させていきたい。
◆目標とするステージ4のステップアップへの最後の後押し
        【※活動ステージ3→4】



工程表との関連

関連する政策内容

○美しい景観の保全と創造
○歴史的、文化的街なみの保存と整備

関連する政策目標





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 8,809 0 0 0 0 0 0 0 8,809