(1)倉吉保健所局におけるPM2.5自動計測器の新設
ア 倉吉保健所局に整備する必要性
・本県においては、地理的、社会的な状況等を考慮し、鳥取、倉吉、米子及びバックグラウンドにおいて調査を実施する必要がある。
・PM2.5と性状が似ている浮遊粒子状物質(SPM)の調査結果から、鳥取、倉吉、米子の各保健所局におけるSPMの挙動は、それぞれ異なっており、PM2.5についても各保健所局において異なった挙動を示すことが予想されるため、県内の状況を把握するためには倉吉保健所局においても調査を実施する必要がある。
イ 平成25年度に整備する必要性
・平成21年度に環境基準が設定され、国の事務処理基準では、平成24年度までに調査体制を整備することとされ、昨年も予算要求したがゼロ査定。
・新政権のマニフェストにもPM2.5対策への取組が掲げられているが、本県としてはまず状況の把握を行うことが重要である。
(2)日射計の検定
・検定の必要性
平成11年度に購入した機器で、老朽化が進んでいる(耐用年数10年)ため更新費用を要求したがゼロ査定されたところ。平成25年度中に検定が切れるため、今後も使用を続けるためには気象業務法に基づき検定を受ける必要がある。