これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【実習指導者養成の必要性】
保健師助産師看護師学校養成所指定規則に、看護学校の実習施設において「実習指導者による指導が行われること」と規定されており、実習指導者の養成と資質向上を図る必要がある。
このため、他県が開催する実習指導者養成講習会に県内病院の受講希望者を派遣していたが、受講者の更なる増加を図るため、H16年度以降鳥取県でも講習会を単独開催することとした。
H18年には、講習会の質向上を図り、島根県と隔年開催で実施している。
【鳥取県の受講者数 (単位:人)】
H18(鳥取県開催) 18
H19(島根県開催) 6
H20(鳥取県開催) 11
H21(島根県開催) 4
H22(鳥取県開催) 17
H23(島根県開催) 10
H24(鳥取県開催) 20
H25(鳥取県開催) 24
これまでの取組に対する評価
(1)県内で新たな養成施設の設置の動きがあり、新たな実習施設を確保するためにも実習指導者を更に養成する必要がある。
(2)島根県と鳥取県で隔年で開催してきたが、島根県での開催になると受講者が減る(特に東部からは遠隔地であるため)。
(3)このため、当面毎年本県で開催することが必要。
(4)講習会受講者からは、学生の理解、実習指導者の役割、看護学校との協力体制等において習得できたという感想が多い。
(5)医療現場で課題となっている、看護倫理、医療安全の面からも、質の高い実習指導者を育成する必要がある。