1 背景
手話を言語の一つとして各種対応を充実させるための「鳥取県手話言語条例(仮称)」が制定されることに伴い、ろう者への県政情報発信を強化する必要性が高まっている。
2 概要
毎週木曜日に開催している知事定例会見で、手話通訳者を配置し、ろう者に対してリアルタイムでの情報発信を実現する。
(参考)知事定例会見の主催と情報発信について
記者会見の主催は、鳥取県政記者会(県内に本社・支局を置く報道機関15社で構成)であるが、広く県民への情報発信の観点から、県がインターネット放送局で会見の様子をライブ中継し、午後には録画データをファイル公開している。
3 知事発言
鳥取県手話フォーラム(7/27)での知事発言(抜粋)
「定例記者会見の中に手話通訳者をつけるとか、一定規模のイベントには手話通訳者の設置を義務付けるなど、そういったこともやっていきたい。」
4 内容及び所要経費
手話通訳者の手配に係る各種経費(10〜3月の16回)
【1回当たり】会見時間1.5時間、通訳者2人で想定
(1)通訳者派遣に係る調整費
@3,430円×1回=3,430円
(2)通訳料(15分で交替)
@2,500円(時間/人)×2時間×2人=10,000円
(3)派遣旅費(実費)※鳥取〜米子間
@6,500円×2人=13,000円
小計(1)+(2)+(3)=3,430+10,000+13,000=26,430円
【合計】 26,430円×16回=422,880円