1 要求内容
あんしんトリピーメールの登録者が急増していることを踏まえ、県民等の安全・安心に対するニーズに応えるため、あんしんトリピーメールの登録可能ユーザー数を現在の15,000人から6,000人追加して21,000人とすることにより、普及を促進する。
2 背景・目的
あんしんトリピーメールの登録者数については、平成25年度当初予算において、当該年度末に14,000人程度と想定し、15,000人の登録枠を確保していたところである。
しかしながら、PM2.5について注意情報の送信を開始した平成25年2月下旬(当時の登録者は約11,500人)以降、登録者が大幅に増加し、4月末現在、登録者数が14,426人を越えている状況にある。
今後、近い将来に登録希望者が15,000人の登録可能ユーザー数をオーバーすることが確実と見込まれることから、登録可能ユーザー数を追加するために必要な経費について要求するものである。
3 事業内容
防災・危機管理等に関する情報を的確に情報提供し、県民の安心安全につなげていくため、「あんしんトリピーメール」を配信するとともに、職員の迅速な初動体制を確保する「職員参集・情報提供メール」を配信する。
4 現在の業務委託状況
(1)委託業務内容
システム保守・管理等運営業務
(2)委託期間
平成24年8月7日から平成28年9月30日まで
(運用:平成24年11月1日から平成28年9月30日まで)
(3)登録可能ユーザー数
15,000人
5 今年度の登録者数の見込み
最近の北朝鮮情勢、鳥インフルエンザの発生等による登録者数の増加も踏まえ、本年度末の登録可能ユーザー数を6,000人追加して21,000人とする。
(1)平成25年4月登録者増加数
528人(1日平均約18人)
(2)今後の年間登録者数増加見込み
@18人×365日=6,570人
(3)平成25年度末登録者数見込み
13,898人(H24年度末)+6,570人=20,468人
6 所要経費
(1)登録可能ユーザー数の1,000人追加に必要な経費
1月あたり10,500円
(2)補正要求額
@10,500円×6,000人/1,000人×9月=567,000円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・イベントでのチラシ配布や新聞広告等を通じて、メールサービスのPRを行い、登録者数の増加を図った。
・災害情報等を配信し、登録者への情報提供を速やかに行った。
・利用者からの意見を踏まえ、登録区分を細分化して、きめ細やかな情報配信を行うようにするなど、システムの改修を行った。
これまでの取組に対する評価
平成25年4月末時点で14,426人が登録され着実に増加しており、県民に災害情報を伝達する手段として役割を果たしている。
また、登録者数を引き続き伸ばしていく必要があり、今後も継続して普及啓発に努めていきたい。